2015年10月16日
| 記事カテゴリ:当選者決定までの記録 |
本日、1組様限定長野市移住コンシェルジュプロジェクトの当選者が決まりました!
そしてプロジェクト名も同時に変わりました!
その名も「2組様限定 長野市移住コンシェルジュプロジェクト」!
(バナーは近々、差し替えます)
考えながら走っているこの企画、1組限定がウリだったのに、2組にしちゃいました(てへ)。
2組になった理由は、大きく分けてふたつあります。
1組が応募のタイミングで実際に長野市に引っ越してきたので、予定外の対応をしてもいいのではないか、というのがひとつ。
そして、もうひとつが大事なのですが、当選された2組の希望する暮らしが、まったく違ったからということがあります。
つまり、長野市が多様な生活を実現できる、懐の広い土地だということをアピールできる絶好のチャンスだ!と考えたのです。
(決めきれなかったとも言います、てへ)
本日は1組目のご紹介。
福島県から長野市中条に移住してきた、柳井勇さん、江利子さんご夫妻です。
(それと、犬のモモタ)
夫の勇さんは熊本県出身。
27歳のときに、ニューヨークへ飛んで板前となり、約5年をすごします。そのエピソードがまた秀逸でして。
熊本の喫茶店で、隣の席の見知らぬふたりが「ニューヨークで板前をやってくれる人を探しているんだが見つからない」と話しているのを聞いた勇さん。その場で「私、ホテルマンをやっていたので、ウェイターならできます。ウェイターは募集していないですかね」と自分を売り込んだそうです。そしてそのまま渡米し、板前に。
帰国後は型枠大工や保育園などさまざまな仕事を経験しました。
フットワークの軽さは若いころから今も変わらず。
田舎暮らしがしたいということで、2009年から福島県と東京都との二重生活を始め、2011年から福島に定住。中古住宅をセルフビルドで改築、増築して暮らし、無農薬・無肥料で稲作をしながら暮らしていました。
妻の江利子さんは福島県出身の元看護師。
東京で看護師を長く経験したのち、自然療法を学び、移住した福島では自家製酵母でパンを焼いたり、お菓子を作ったりすることに情熱を注いでいました。
ご夫婦の福島での生活は下記のブログで窺うことができますが、執筆、撮影は主に江利子さんです。
http://amaneyama.exblog.jp/
福島での暮らしも十分幸せだったそうですが、昔から古民家に住みたいという思いが強く、昨年、夫婦同時に「ふと」移住したいと考え始めました。
物件探しで訪れた信州で、筑北村から長野市中条までを車で走った際、北アルプスの景色に感動を覚えました。
そしてたどり着いた長野市中条の築300年の古民家も理想通り。
おふたりが移住を決意するまで、それほど時間はかかりませんでした。
柳井さんご夫妻の思い描く生活はかなり具体的なので、早々にコンシェルジュも動かなければなりません。
現在の家には棚田が2枚、畑もありますが、福島時代の農業機材は手放してしまったため、譲ってくださる方を探しています。
また、囲炉裏の修復、五右衛門風呂への改築などなど、住居に関するアドバイスをしてくださる方もこれから探します。実は柳井さんの新居は、風呂、台所など、まだまだ整っていないことばかりで、まだかなりのサバイバル生活を送っているのです。そろそろ寒さもやってきますので待ったなしです。
醤油作り、草木染め、麹作りにも挑戦したいとのことですので、教えてくださる方も見つけます。
いやー、忙しくなりそうです!
そして、これらに詳しい方の情報がございましたら、ナガラボ編集部・安斎(電話026-291-8644、メールanzai★adbureau.co.jp →★を@に変えてください)、もしくはながのシティプロモーションのフェイスブックページまで、ご連絡くださいませ。
よろしくお願いいたします!
2015年10月13日
| 記事カテゴリ:当選者決定までの記録 |
本日、3組目のご応募者の面接に行ってきました。
「行ってきた」と言っても、訪れたのは長野市内。
実は、ご応募いただいたYさんご夫妻は、数日前に長野市某所に引っ越し済み。
古民家での暮らしに憧れ、福島県から移住してきたのです。
これからやりたいことのサポートを私どもにお願いしたいとのこと。
応募締切直後に移住することが決まっているというパターンは想定外でしたが、応募資格に定めていなかったので問題なし!
(相変わらず、走りながら考えています)
新居は推定築300年のかなり立派な日本家屋。
土蔵や田畑もついています。
しかし、まだガスも引いていないし、キッチンなども使える状態にないとのこと。
(囲炉裏はある)
「サバイバル生活が続きます」と話しながらも、新しい生活が楽しみでならないようすでした。
上はYさん宅にほど近い場所からの風景。
私は道に迷って急いでいたのにもかかわらず、あまりの素晴らしさに思わず車を停めてしまいました。
Yさんがここに移住を決めた理由のひとつは、景色の美しさだといいます。
気持ち、わかります。
さて、これにて面接予定だった3組すべての皆さまからお話を伺いました。
どなたにせよ、長野市を楽しくしてくれそうな方々で、ワクワクしつつも、満足していただけるかドキドキです。
当選者は近日中に発表いたします!
2015年10月 9日
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先にお伝えしたとおり5組の応募者に恵まれたこの企画。
書類選考の結果、3組の方々とお会いして、お話を伺うことにしました。
1組目は静岡県在住のNさんご夫妻。
なんと車に自転車を積み込んで迎えに来てくださり、ご主人と海沿いをサイクリング。
背後には富士山。
目的地の公園に着くと、奥様が待っていて、3人で海を見ながら、静岡名産の緑茶を味わうという、粋な演出でもてなしてくださいました。
海なし県の信州人としてはテンション上がりっぱなし。
静岡っていいところだなあとしみじみ。
思わず、何も移住しなくてもいいんじゃないか...、と思ってしまいました。
しかし、お話を伺うと、今でも十分楽しいけれど、さらに自分に合った暮らしをしたいとのこと。
期待していただきありがたい限りです。
そのまま東京へ戻り、渋谷にて2組目のYさんご夫妻と。
こちらはおふたりとも出勤前のお忙しいところ、お時間をつくっていただきました。
ご夫婦ともに大学進学から約20年、首都圏で暮らしているとのこと。
安斎は都会が苦手なので、長野のような環境に移住したいというおふたりの気持ちに強く共感してしまいました。
自然から近くて、でも生活に不便ではなく、そして畑仕事もしたいという希望をお持ち。
長野市には、そういう場所いっぱいあります!
とても誠実そうなご夫婦でした。
お話を伺って、あらためて移住は人生の大きな転機だと実感。
身の引き締まる思いでした。
週明け、もう1組の方とお会いします。
2015年10月 1日
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昨日9月30日で、1組様限定長野市移住コンシェルジュプロジェクトの募集を締め切りました。
走りながら考えている、海のものとも山のものともつかないこの企画に、なんと5組の方々がご応募くださいました。
長野市への移住を真剣にお考えいただき、ありがとうございます。
応募者の現住所の内訳は、
福島県1組、東京都2組、静岡県1組、長野県1組です。
ご希望の暮らし方等はさまざまですが、前向きな動機をお持ちの方ばかりです。
(正直、「つらい毎日から逃げ出したくて」という後ろ向きな人ばかりだったら、私もつらくなりそうだと思っていたので、ホッとしました)
アウトドアスポーツが大好きな方、
自然の中で暮らしたい方、
門前の街の変化に興味を持った方、などなど。
中には、他県から頻繁にお越しになり、年間100日近くを信州で過ごしている方も!
そりゃあ移住した方がいいですよね。
僭越ながら書類選考させていただいております。
(最後は相当、迷うんだろうなあ...。と今から思います)
通過した方のもとには、私、安斎が面接に伺います。
面接のようすも、個人情報がわからない程度にこのブログで紹介していきます。
ご期待ください。これからが本番です。
(これにてお役御免となった募集ポスターを前に、コンシェルジュのポーズを取っているつもりです)
2015年9月29日
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1組様限定移住コンシェルジュプロジェクトの応募締切が、とうとう明日(9月30日)になりました。
現在までに2組の方からご応募いただいています。
以下は、迷っていらっしゃる方へのメッセージです。
応募イコール移住ではありません。
本当に長野市への移住が応募者様の幸せに繋がるのかを話し合う機会(=面接)があります。
また、採用されて、移住活動を開始したとしても、途中で長野市がご希望に沿わないことがわかれば、辞退しても当方は一向に構いません。
希望されている暮らしと、長野市がマッチするかを確かめてみませんか。
今日は、ナガラボ本編の取材で、とある方の撮影に行ってきました。
住宅や店舗のセルフビルドの現場に数多く携わってきた方で、「持続可能な暮らし」をテーマに、あらゆる"もの"をつくる活動をしているため、中山間地への移住の相談に訪れる人も多いそうです。
こういった方にもお知恵を拝借できると思います。
(もったいぶってすいません。詳しくは移住活動が始まってから!)
ご応募お待ちしております!