長野市地域おこし協力隊はながのシティプロモーションの一環です

2015年11月の記事一覧

中西さん、長野にきたる(滞在約20時間)。

2015年11月26日 | 記事カテゴリ:中西さんの移住記録 |

中西さんが長野市に来てくださいました。履歴書と職務経歴書を持って。

権堂アーケードにて約1ヶ月半ぶりの再会です。
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聞けば、前日夜8時に長野に着き、「Worldtreck Diner & Guesthouse Pise.」(オーナーはナガラボで紹介した辻和之さん)で鹿の肉に舌鼓を打ち、さらに、そこで「1166バックパッカーズ」(オーナーはナガラボで紹介した飯室織絵さん)のゲストたちと意気投合、楽しい夜を過ごしたとのこと。中西さんは車中泊後、翌日そのゲストたちを車で郊外のお店まで案内し、旅立ちまで見送るというおまけつき。ナガラボ編集部のコネを使うまでもなく長野市を存分に楽しんでいて、コンシェルジュの出る幕なしだったようです。

そうは言っても移住に向けて、すり合わせておくこと、確認しておくことは山ほどあります。限られた時間の中で、今後の仕事探しなどについて打ち合わせをしました。
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これまで、一度しかお会いしていなかったので、お互いの希望や思惑がずれていないか探り探りでしたが、やはり顔を合わせてコミュニケーションすると、ホッとするものです。これから始まる「会社版ナガラボ」も楽しみにしてもらっているようで、よかった。


その後、中西さんが行ってみたかったという「NATURAL ANCHORS(ナチュラル・アンカーズ)」(オーナーはナガラボで紹介した戸谷悠さん)へ。戸谷さんとギア談義に花を咲かせました(マニアックすぎて安斎ついていけず)。
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最後は、やはり善光寺さんにお参り。

おみくじを引いてみたところ、「旅立、家うつり、その他なにごともよし」だそう。そして「職はのぞみたかき事より、身の安楽なる事を望むべし」とのことで、参考にさせていただきます、善光寺さん!
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会社版ナガラボは、先日、1社目の取材に行ってまいりました。
中西さんも、読者の方々も、どうぞご期待ください。

産業政策課という堅苦しい名前の部署に行ってきました。

2015年11月17日 | 記事カテゴリ:中西さんの移住記録 |

これから会社版ナガラボを始めるにあたって、市内の魅力的な企業を紹介してもらおうと、長野市役所産業政策課の小柳仁彦課長と、同課雇用促進室の前島睦美室長のもとを訪れました。

産業政策課とは、何をしているところか。同課のHPを覗くと、「産業振興施策の企画、産業振興ビジョンの策定、商工業振興、企業誘致、産学官連携、計量、商工団体の指導育成、中小企業振興資金融資、TMO支援、起業支援」とあります。

堅苦しい感じですが、長野市の企業について精通しているわけです。
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安斎「というわけで、産業政策課おススメの優良企業を教えてください!」

前島室長「せっかくお越しいただいたのに申し訳ないんですが、行政の担当者としては、『この企業がおススメ』ということは言えないんです」

安斎「ですよねー。だと思いました」

しかし、そこですごすご帰ったりしないのが、この企画。雑談をインタビュー記事にしちゃいます。(市役所の方々、いつもすいません)

(以下、敬称略)
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安斎:最近、LIGというWeb業界で有名な会社が信濃町(長野市の隣町)に事務所を開設して(記事こちら)、あれすごく羨ましいなと思っているんです。羨ましいっていうのは、働いている人もそうですが、信濃町がです。ほんの数人ですが、すごい広告塔が来たわけで。湖上の事務所とか、インパクト大ですよね。

小柳:そうですね。でも、今、長野県で進めている「まちなか・おためしラボ」というプロジェクトでは、長野市にも3組が期間限定でオフィスを置いていて、それもおもしろくなりそうですよ。彼らが長野市に居住してもらえると、そこから色々と発信できるかなと思っています。あとはアソビズムさん(同社の大手社長の記事はこちら、同社丸山さんの記事はこちら)の存在も大きいですよね。そうしたライフスタイル、ワークスタイルをうまく発信していきたいですね。
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安斎:長野県だけをみても、魅力的な町がいっぱいあるじゃないですか。その中から長野市を選んでもらうにはどうすればいいんですかね。

小柳:受け入れる側が情報をしっかり把握して整理しておくことでしょう。ワンストップサービスがないと、来る方にとってはすごく不安。そして、そのポストにいる人はあまり異動させない方がいいですね。

安斎:行政の人って3、4年で異動してしまいますよね。移住して来たら、親身に相談に乗ってくれた担当者が別の部署に行ってしまうなんてこともありそう。

小柳:四国で成功している神山町や上勝町でもそうなんですけど、やっぱり担当者が長く同じポストにいらっしゃる。取り上げられ始めたのは2、3年前だけど、始めたのは15年前というようなことはざらにありますよね。

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安斎:せっかくなので、長野市の仕組みで、もっと多くの人に知ってほしいと思っていることってありますか。微力ながら、移住コンシェルジュブログで紹介できたらいいなと。

小柳:長野市は人口減少対策課に相談デスクをつくったので、そこが先ほど言った「ワンストップサービス」の窓口ということになります。産業政策課のホームページにも、企業誘致をワンストップでやると書いてあるんですけど(こちら)、最近ようやく認知されてきました。そのへん、まだまだアピール不足だと思っていて、もうちょっと浸透を図りたいなと。

安斎:あ、その相談デスクって、僕がアピールしなくちゃいけない「移住・定住相談デスク」のことですね...。もっと頑張ります。

前島:あとは、「おしごとながの」です!

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安斎:お!それも、ナガラボの特集「長野の会社で輝く人」と、そのフリーペーパーでささやかに紹介しました。市町村のサービスとしてはめずらしいんじゃないですか。

前島:元々は「長野市」をキーワードに企業を探したときに、情報が拾いづらいという話を受けて、立ち上げたサービスなんです。今現在では130の企業に登録いただいていて、そのうち127件の企業から求人情報が掲載されています。これからも増えていくと思います。

安斎:では、おしごとながのに掲載されている企業も含めて、産業政策課おススメの企業の話なんですが...。

前島:しょうがないですね...。
(以下、オフレコ)

10馬力の除雪機を譲ってもらう。

2015年11月16日 | 記事カテゴリ:柳井さんの移住記録 |

柳井さん宅は、公道から母屋に至るまで、距離にして200mほど、急坂の私道を登らなければなりません。高低差も目測で30mくらいあるでしょうか。そのため、以前から雪の心配をしていました。中条地区は結構な量の雪が降ります。それだけの距離を雪かきしなければ出かけられないというのは大変です。

柳井さんが、そんな事情を
近くに住む方に話してみたところ、すぐさま地元の人に尋ね回ってくださったようで、次の日には「不要な除雪機を見つけたよ」と連絡が来て、譲っていただけることに。

そして、この週末、機械がやって来ました!
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なんと10馬力!(何馬力からがすごいのか、安斎にはわかりませんが、結構な迫力です)
一発でエンジンもかかり、動作も問題はなさそうです。
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「いやー、言ってみるもんですね。こっちに来てから、会う人、会う人、いい人ばかりですよ」と柳井さん。

ですよね。僕も移住組ですが、長野に来て12年、閉鎖的だと感じたことなんてほとんどないです。しかし、それにしても、野菜や果物はたくさんもらいますが、10馬力のものをもらったことはなかったです。

帰りがけ、江利子さんが「奈良井線を通って帰ってみてください。この辺で一番きれいに北アルプスが見えるスポットだそうです」と教えてくださいました。これも近くの人に教えてもらったとのこと。
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(曇天で残念でしたが、輪郭はくっきりと確認できました。また行きます)

どんどん地域に溶け込んでいて、うれしい限りなのですが、コンシェルジュの仕事としてはこれでいいのかという焦りもあります(今のところ、囲炉裏の灰を見つけただけという...)。

出来る男は見るところが違う(囲炉裏にまつわるエトセトラ)。

2015年11月11日 | 記事カテゴリ:柳井さんの移住記録 |

日に日に寒さが増してきました。
柳井さん宅の囲炉裏の修復も早く取り掛からなければいけません。

と、実は、焦っているのは安斎だけで、柳井さんはなんだか毎日のどかに暮らしています。しかし、とにもかくにも、私の方は仕事ですから、まずは修復のアドバイスをしてくださる方を連れていかなければなりません。
さまざまな人の顔が浮かびましたが、ナガラボでも紹介した小田切電設の小田切隆一さんに現地を見てもらうことにしました。(小田切さんのナガラボ記事はこちら

小田切さんは、電気工事が本業ですが、仕事の範囲を限定せず、大工仕事や左官仕事なども手掛けています。どのみち、台所回りの電気工事が必要になるので、そのついでに色々とアドバイスが受けられないかと考えたのです。

「今の時代、技術屋さんの専門分野が狭くなりすぎていて、仕事の領域を限定しない"何でも屋"が必要だと思ったんです。例えるなら、"専門医よりかかりつけ医"。とりあえずあの人に相談してみようという存在ですね」と、小田切さんは話します。

古民家にも関心が高いので、お忙しいなか快く現地を見に来てくれました。

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小田切さんの見る目はやはり違いました。
私も柳井さんも、これまで下ばかり見ていたのですが、小田切さんは囲炉裏を覗いて「このままでも灰を入れれば使えないことはないと思いますが」と言ったあと、天井を見上げ、「あそこは取り換えないと」とひと言。
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あそことは、自在鉤を吊り下げている棒の根元です(これ↓)。
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何らかの縄で固定してあるのですが、当然、劣化して切れたら危険です。
ましてや棒自体が長く重いので、なおさら。
やっぱり来ていただいてよかったです。
そのうち、柳井さんが埃だらけになりながら屋根裏に入ってどうにかするそうです。

そして、小田切さんの方も柳井さん宅を見学して実に楽しそうでした。

「現代の日本人は建物のあり方を見直さなければいけない時期に来ていると思うんですが、何百年続いた暮らし方にヒントがあるのではないかと思っています。だから昔の建物の知恵を読み取るのが好きですね」と、小田切さん。

頼りになる相談相手になってくれそうです。
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そして安斎もやっとこさコンシェルジュっぽいことをしたような気がします。
(囲炉裏まだそのまんまですが)

そう言えば、このブログで柳井さん宅を築300年と書いてきましたが、建物の状況などから総合的に推測すると、どうも江戸後期の築とみられるとのことです。ということは150から200年くらいでしょうか。お詫びして訂正いたします。まあ、いずれにせよ古いです。

会社版ナガラボ始めます。

2015年11月10日 | 記事カテゴリ:中西さんの移住記録 |

先日、人材採用支援を行っている株式会社カシヨキャリア開発センター様に、中西さんのことをお願いしてきましたが、それだけでコンシェルジュと呼べるだろうかと自戒の念がありました。

中西さんは可能性を広げたいと言っていたのに、待っているだけではだめですよね。そもそもこの企画自体があまりおもしろくならないし、多くの人に知ってもらえない。

ということで、企画内企画を始めることにしました。
題して「会社版ナガラボ 長野市の企業研究所」。
これから、長野の魅力的な会社に訪問させていただき、その会社の強みや必要としている人材について、ここで紹介していきたいと思います。

「中西さーん、こんないい会社ありますよー」というレポートを通じて、他の移住希望者にも長野のいい会社を知ってもらおうと。

企業訪問先は、安斎の独断と偏見でセレクトするので、中西さんの採用には直結しません。
ただ、インタビューが終わって、帰り際あたりに「こんな人いるんですけど」とか言いながら履歴書を置いてこようかな、と。


あ、そろそろ気付いた人もいますか。
「コネあります」をキャッチコピーに募集したこの企画ですが、今のところまったくコネをつかってないじゃないかと。

企画を盛り上げるための出し惜しみなのか、それとも実はコネなんて最初からなかったのか、目が離せなくなってきましたね!

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(写真は、企業にコネがあることを連想させるイメージ画像で、本文とは関係ありません)

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