長野市人物図鑑
長野市には魅力あふれる人、
輝いている人がたくさんいます。
その人たちが街の魅力をつくっています。
輝いている人たちを通じて、
長野市をもっと声高に自慢できるように、
そして多くの方に「あの人にあいたい!」と
思って長野市を訪ねてもらいたい。
それが「長野市人物図鑑」です。
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高山賢人さん 二胡奏者グラウンドは長野 自分を表現できる二胡で世界へ
「胸が熱くなって涙が出そう」「気持ちが満たされた」「心が洗われた感じ」
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二胡奏者、高山賢人さんの演奏を聞いた方はこんな感想を話します。4月19日、長野市若里にあるカフェで、高山さんのアルバム「On The Road」の発売を記念する演奏会が開かれました。演奏会は高山さん自らがМCをしながら、時折トークも交えて、とても朗らかなひとときとなりました。 -
徳武優治さん 戸隠チビッ子忍者村 最高齢忍者兼社長門下生10万人の戸隠流忍術を地元で広める
戸隠(とがくれ)流忍術を知っていますか?
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長野市戸隠の修験道がルーツとされる"現存する"忍術です。世界中に支部道場を持ち、欧米を中心に約10万人の門下生がいます。CIAやFBIなどの訓練でも取り入れられているそうです。
その戸隠流忍術の素晴らしさを広く知ってもらおうとできたのが、「戸隠チビッ子忍者村」。子ども向けではありますが、きちんと基礎を学んだ戸隠流忍術4段の徳武優治さんが運営しています。 -
田辺智隆さん 戸隠地質化石博物館 学芸員訪れる人を対話で楽しませる名物学芸員 展示物とお客さんとの距離を縮める新しい博物館
ここでは、展示物が単に展示されているだけではありません。そして学芸員も一方的に話すだけではありません。対話があり、見る、聞く、触る、嗅ぐといった複数の感覚で、そのモノが持つ意味や価値を考える場所です。
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そして、いつの間にか日常の中で見過ごしてきたことの多さに気づかされます。
「博物館は発想を豊かにする場所。今の学校にはできないような、『発見する喜び』を提供するのが博物館の役割だと思っています」 -
木下恵美子さん 鬼無里地区地域おこし協力隊鬼無里(きなさ)に来なさ~い!
鬼女伝説や木曽義仲に因む伝承を残す鬼無里地区。
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その昔、京から移り住んだ女性が「鬼女」と怖れられ、やがて退治されたことから「鬼がいなくなった」→「鬼無里(きなさ)」という地名になったともいわれています。また、ミズバショウの大群生のある奥裾花自然園が有名です。
しかし、そんな伝説と自然を兼ね備えた鬼無里は、近年は人口が減少傾向をたどり、高齢化が進んでいます。 ここに今年4月より、鬼無里地区の活性化のために愛知県より「地域おこし協力隊」として3名の開拓者がやってきました。そのうちの1名が木下恵美子さんです。 -
小山修也(のぶや)さん カネマツ倶楽部信州松代の「古き良き伝統」守る八百屋の若頭
長野市松代にある八百屋「カネマツ倶楽部」。
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「俺の曾じいちゃんが、戸板1枚の上に仕入れた野菜を並べて売りだしたのが八百屋の始まりでした」
こう話すのは家業に就いて4年目を迎えた小山修也さん。カネマツ倶楽部のルーツから現在の幅広い活動までを話してくれました。 -
越将俊さん 専門学校教師/アーティスト未来の自分をデザインする生徒の背中を押す 進化し続ける教師兼アーティスト
先生という人種が苦手で、恩師と呼べる存在に出会えたのは30歳を過ぎた大学院時代という編集部・安斎。
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今回の取材を通して、実はちょっと嫉妬しました。もし若いころにこんな熱くて面白い先生と出会っていたら、人生はまったく違うものになっていたかもしれない、この人に教わる生徒が羨ましいと思ってしまいました。
その先生とは、岡学園トータルデザインアカデミーの越将俊さん。
同校でデザインとマーケティングを教えながら、彫像をはじめとしたアーティスト活動でも高い評価を得ています。 -
石黒ちとせさん 株式会社アドイシグロ代表取締役社長/光ハイツ オーナー看板屋さんがつくる 人とまちをつなぐ「ビンテージビル」
街の中には数えきれないほどの看板が立っています。私は昔から看板を見るのが好きで、ここ、アドイシグロの立体看板(というかオブジェ)にはずっと注目していました。2014年6月現在はペガサスが立てられていますが、どうやら干支のオブジェを作っているようで、以前は鳥だったり、竜だったりしたこともありました。しかも片手間で作ったのではなく、きちんと作りこんだ感じが一目で伝わってきます。きっとユニークな会社に違いないと気になっていましたが、取材に伺うと、やはり、ふつうの看板屋さんとは違っていました。
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伊藤園子さん いろは堂女将 おやきの先駆者の新たな挑戦
ぱりっ、ふわっ、もちっ。
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鬼無里に本店を構える、いろは堂のおやきの食感はそんな感じでしょうか。表面を軽く油で揚げていて香ばしく、それでいてふんわり感と弾力も同時に感じられる特徴的な生地を使用しています。編集部・安斎のいち押しおやきの一つです。
県内外の多くのファンを惹きつける味のみならず、いち早くデパートでの販売を始めるなどフロンティアスピリットで業界をけん引してきました。
そんないろは堂の女将、伊藤園子さんが2014年1月、タイ・バンコクにおやき専門店を出店しました。 -
ながはり朱実さん イラストレーター/グラフィックデザイナー全力で生活を楽しむママさんイラストレーター
普段は漫画を読まない僕ですが、ながはり朱実さんの漫画だけは別です。
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たった一コマでも、そこには温かみのある笑いのネタが仕込まれていて、少し経ってから読むとまた笑えます。
嫌みを感じさせずに人を笑わせるのはとても難しいことですが、表情豊かなイラストに手書きで添えられたセリフやキャプションは、洞察力が感じられ、そこが笑いのツボをくすぐります。
漫画と表現してしまいましたが、ながはりさんの職業は正しくは「イラストレーター」です。しかしその仕事ぶりは、イラストレーターの枠を超えていると感じてしまいます。
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高山さや佳さん Happy Spot Club代表街中でモヤモヤ考えてほしいこと
「私たちは確かにイベントをやるんですが"イベント屋さん"じゃないんです。イベントを通して、そこに物語が生まれるように工夫をしています」
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そう話してくれたのは、児童福祉施設や老人福祉施設、障がい者福祉施設などで行われるイベントを運営、サポートするボランティア団体「Happy Spot Club」(通称・ハピスポ)の代表・高山さや佳さん。