



長野市人物図鑑
長野市には魅力あふれる人、
輝いている人がたくさんいます。
その人たちが街の魅力をつくっています。
輝いている人たちを通じて、
長野市をもっと声高に自慢できるように、
そして多くの方に「あの人にあいたい!」と
思って長野市を訪ねてもらいたい。
それが「長野市人物図鑑」です。
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黒柳香代さん はなちょうちん店主生前整理のために開いた店にのどかな空気な流れる
まだ60歳を過ぎたばかりだというのに、その終活の一環として商売を始めた女性がいます。古本と雑貨のお店「はなちょうちん」の店主、黒柳香代さんは2012年8月、善光寺門前の倉庫を改装して開業しました。
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黒柳さん宅には、父親や自身の蔵書があふれ返っていて、その処分を少しずつ進めようと考えたのが開業のきっかけです。 -
松本慶彦さん バレーボール選手/堺ブレイザーズ ミドルブロッカー迅速な判断力と巧みな技術力 一球一球に勝負をかける
「勝つためにはゴールはありません。できることは精進を重ねます。できないことや新しいことは常に挑戦しています」
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日頃からの信念をこう話す、バレーボールV・プレミアリーグの堺ブレイザーズ選手、松本慶彦さん。堺ブレイザーズは大阪府堺市に拠点を置き、日本のバレーボール界のトップを争うV・リーグの男子バレーボールチームとして人気を博しています。 -
真島ヒロさん 漫画家漫画は読者のために描くもの
長野市出身の漫画家、真島ヒロさん。週刊少年マガジンで大好評連載中の『FAIRY TAIL』は、2006年の連載開始から9年、単行本はすでに48巻まで発刊され(2015 年3月現在)、TVアニメ化、映画化、ゲーム化されるなど、国内外で人気を博しています。
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内容はバトルシーンが多いファンタジーでありながら、登場人物たちの感情はとてもリアルに描かれ、思わず目頭が熱くなります。世代や性別を問わず読んでもらいたい作品です。 -
小林忍さん ピンバッジデザイン・製作BIG WAVE取締役社長限られたスペースに込める思い
長野市稲里町にある、ピンバッジ専門会社「BIG WAVE」では、長野県観光PRキャラクター・アルクマをはじめとした各地のご当地キャラクターの商品のほか、各種イベントやスポーツ大会の記念品、ノベルティグッズ、社章や校章など、さまざまなピンバッジを手掛けています。
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社長の小林忍さんは、広告代理店で働いていた経験を生かして起業し、次第にピンバッジに特化していくようになったと語ります。 -
塩津知広さん ドラムサークルながのファシリテーター○も×もない音楽の時間
みんなで輪になって、太鼓や打楽器を自由に叩く「ドラムサークル」。参加者は、ドラムを習うためではなく、ただその場を楽しむためだけに参加します。複雑なルールは何一つなく、言葉を交わす必要もありません。
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ファシリテーターの塩津知広さんは、参加者が自由に楽しく演奏できるように背中を押してあげるような存在です。ドラムサークルをやる上でのやりがいを感じる瞬間を聞いてみると、少し意外な答えが返ってきました。 -
五十嵐美智恵さん 臨床心理カウンセラー 癒しの空間まごころ 代表心をケアしサポートする 本音を見つめるお手伝い
「本当の気持ちに気付くための隙間を作ってもらうように、そのお手伝いをすることです」
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心掛けを話す、臨床心理カウンセラーの五十嵐美智恵さん。
五十嵐さんのカウンセリングは、患者の希望に添いながら進めるため、場所や時間、治療方法などは、その本人に合わせて行います。地域などから専門的な講座などを依頼されることもあり、傾聴講座や「ストレスと上手に付き合うコツ」と題してメンタル講座なども行っています。 -
平出 勲さん 一級ラジオ体操指導士いつでも、どこでも、誰でもできる。それがラジオ体操!
長野市篠ノ井にある高齢者施設からは、春の訪れを喜ぶかのような活気ある声が響き渡ります。中へお邪魔すると、椅子に座りながらのラジオ体操が行われていました。その大勢の参加者の前で指揮をとるのは、一級ラジオ体操指導士の平出勲さんです。
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「いつでも、どこでも、誰でもできる。これがラジオ体操の魅力です」
生き生きとした表情で話す平出さんは、御年75歳。ピンと伸びた背筋は年齢を感じさせず、背丈は180センチもあります。 -
越ちひろさん 画家より多くの人にアートの素晴らしさを 9日間の公開制作に挑む
華やかな色遣い。
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キュートな容姿と言動。
一見すると、画家・越ちひろさんは、まぶしい光を放つ「陽」の人です。
しかし、越さんが綴る日々の文章を目にすると、その弾けるような絵が、がらりと印象を変えることがあります。不安や寂しさと必死で闘っているような、切なさがこみ上げます。そして、それでも凛として生きていく力を感じて、目が離せなくなります。 -
川崎昭仁さん ギタリスト「自分の存在価値は、このギター」
長野市在住のギタリスト・川崎昭仁さん。バンド活動のほか、さまざまな楽曲提供も行うプロのミュージシャンです。そのテクニカルなギターを耳にしただけでは想像できませんが、川崎さんは手足のほとんどが動かず、電動車イスで生活しています。
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実際に演奏するところを間近で見ても、どうやって弾いているのかよくわかりません。しかし、速弾きもなんなくこなすその姿はインパクト大。目も耳も離せず、感嘆のため息がもれました。 -
芳川順一さん 善光寺回向柱寄進建立会 会長/長野商工会議所松代支部 支部長善光寺と松代の縁を重んじ 街をあげて寄進する
「善光寺御開帳の期間中は、是非多くの人に来てもらって回向柱に触れてほしいと願っています」
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こう話すのは、長野市松代の善光寺回向柱寄進建立会会長、芳川順一さん。
善光寺回向柱寄進建立会は約60人のメンバーからなり、善光寺の本堂前に立てる回向柱を奉納するための準備に数年前から関わります。メンバーは、松代地区全体の人からの浄財集めを行います。そして、回向柱にする木の選定や、製材して一本の角柱にするまでを一手に担います。