長野市人物図鑑
長野市には魅力あふれる人、
輝いている人がたくさんいます。
その人たちが街の魅力をつくっています。
輝いている人たちを通じて、
長野市をもっと声高に自慢できるように、
そして多くの方に「あの人にあいたい!」と
思って長野市を訪ねてもらいたい。
それが「長野市人物図鑑」です。
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青木宏さん 日本写真館協会長野支部長/青木写真館店主ながく大事にされるポートレイトを残す
77歳で喜寿を迎えた長野市民は、写真館で、無料でポートレイトを撮ってもらえることをご存知でしょうか。日本写真館協会長野支部が約40年前から始めた社会奉仕事業が、少しずつかたちを変え、長野市の補助などを受けながら続いています。
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長野支部長で青木写真館の店主、青木宏さんはこう話します。 -
宵野間信行さん 長喜園3代目店主何杯飲んでも、飽きない。日常に寄り添うお茶を届けたい
明治37(1904)年、創業者である宵野間長吉さんと奥さまの喜代さんが始めたお茶屋「長喜園」。かつてこの地域に住む人の多くは、小諸の酢屋久左衛門商店で修業をしたといわれています。創業者である長吉さんもそのひとりで、修業で培った経験を元にお茶屋を始めました。
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3代目店主の宵野間信行さんは大学で経済を専攻し、広告研究やマーケティングについて勉強。卒業と同時に3代目として跡を継ぎました。当時は地元商店が多く、家業を継ぐ友人も周りにいたそうです。 -
竹下多美さん 長野市立博物館 学芸員飯縄信仰のシンボルを通して 中世の祈りに思いを馳せる
5月31日まで長野市立博物館で開かれている特別展「狐にまつわる神々」。企画した学芸員の竹下多美さんは、今回の展示の魅力をこう語ります。
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「明治時代に廃仏毀釈があって、われわれの先祖がずっと信じてきたものが、ガラッと変えられてしまっていることに、多くの人が気付いていません。でも、狐を通すと、闇に葬られてしまった世界みたいなものが、すごくよく見えてくるんです。中世の人の祈りとか願いを感じてもらいたいですね」 -
吉澤茜さん 食旅☆NAGANO代表外国人とふれあい 信州の食文化を伝える
長野県を訪れる外国人に、信州の食文化や生活文化を紹介するとともに、地元の人たちとふれあう場を提供しているのが「食旅☆NAGANO」です。
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これまで、「ジャパンナイト」と称して、郷土料理を味わってもらうイベントを開催。2015年2月に10回目を迎えました。
代表の吉澤茜さんは、そのやりがいをこう語ります。 -
黒柳香代さん はなちょうちん店主生前整理のために開いた店にのどかな空気な流れる
まだ60歳を過ぎたばかりだというのに、その終活の一環として商売を始めた女性がいます。古本と雑貨のお店「はなちょうちん」の店主、黒柳香代さんは2012年8月、善光寺門前の倉庫を改装して開業しました。
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黒柳さん宅には、父親や自身の蔵書があふれ返っていて、その処分を少しずつ進めようと考えたのが開業のきっかけです。 -
塩津知広さん ドラムサークルながのファシリテーター○も×もない音楽の時間
みんなで輪になって、太鼓や打楽器を自由に叩く「ドラムサークル」。参加者は、ドラムを習うためではなく、ただその場を楽しむためだけに参加します。複雑なルールは何一つなく、言葉を交わす必要もありません。
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ファシリテーターの塩津知広さんは、参加者が自由に楽しく演奏できるように背中を押してあげるような存在です。ドラムサークルをやる上でのやりがいを感じる瞬間を聞いてみると、少し意外な答えが返ってきました。 -
平出 勲さん 一級ラジオ体操指導士いつでも、どこでも、誰でもできる。それがラジオ体操!
長野市篠ノ井にある高齢者施設からは、春の訪れを喜ぶかのような活気ある声が響き渡ります。中へお邪魔すると、椅子に座りながらのラジオ体操が行われていました。その大勢の参加者の前で指揮をとるのは、一級ラジオ体操指導士の平出勲さんです。
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「いつでも、どこでも、誰でもできる。これがラジオ体操の魅力です」
生き生きとした表情で話す平出さんは、御年75歳。ピンと伸びた背筋は年齢を感じさせず、背丈は180センチもあります。 -
芳川順一さん 善光寺回向柱寄進建立会 会長/長野商工会議所松代支部 支部長善光寺と松代の縁を重んじ 街をあげて寄進する
「善光寺御開帳の期間中は、是非多くの人に来てもらって回向柱に触れてほしいと願っています」
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こう話すのは、長野市松代の善光寺回向柱寄進建立会会長、芳川順一さん。
善光寺回向柱寄進建立会は約60人のメンバーからなり、善光寺の本堂前に立てる回向柱を奉納するための準備に数年前から関わります。メンバーは、松代地区全体の人からの浄財集めを行います。そして、回向柱にする木の選定や、製材して一本の角柱にするまでを一手に担います。 -
辻明紀さん 戸隠神社 神主/鷹明亭辻旅館 代表取締役神に出会える里、戸隠 太々神楽を継承する
「戸隠神社の太々雅楽は舞いも楽もすべて神主がやっています。神楽は、子どものころから観ていましたが、習ったのは神主になってからでした。戸隠の人はみんなこの太々神楽が好きですよ(笑)」
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ニコニコと話すのは、戸隠神社の太々神楽の伝承者である辻明紀さん。辻さんは、戸隠神社中社の近くで鷹明亭辻旅館を経営しながら戸隠神社の神主でもあります。 -
金城ジェオルジェ保次さん ブラジルエクスプレス地球の裏側の食を届ける
<母国の仲間のために> ブラジルエクスプレスの店主、金城ジェオルジェ保次さんは、日本のちょうど反対側に位置する南米ブラジルの食品を長野市で販売しています。 「日本で働いているブラジル人に母国のものを欲しがっている人がたくさんいたので、それなら私がみんなに届けようと思ったのがきっかけです」
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