長野市人物図鑑
長野市には魅力あふれる人、
輝いている人がたくさんいます。
その人たちが街の魅力をつくっています。
輝いている人たちを通じて、
長野市をもっと声高に自慢できるように、
そして多くの方に「あの人にあいたい!」と
思って長野市を訪ねてもらいたい。
それが「長野市人物図鑑」です。
-
川下康太さん 喫茶ヤマとカワ裏路地の奥に やさしい時間がながれる
<しみじみおいしいコーヒーが飲める店>喫茶ヤマとカワは人通りの少ない裏路地からさらに奥まった場所にあります。3軒並んだ古い民家の真ん中で、小さな看板を掲げて営業しています。たまたま通りかかって足を踏み入れた人は開店以来半年でたった1人。多くの人は"わざわざ"この裏路地にある小さな店までやってきます。その理由は、1度でもヤマとカワを訪れた人ならわかると思います。
もっと見る -
小坂一夫さん 佐々木そば店主まちの輝きを行灯と会話で演出
長野市鶴賀七瀬町通りにある老舗の「佐々木そば」。3代目の店主小坂一夫さんは商店街を明るくしたいと願いを込めて、手製で行灯や看板を据え付けました。
もっと見る
店の創業は明治28年。
初代店主小坂さんのお祖父さんが、長野駅前千歳町通りではじめました。小坂さんによると、その当時は日銭を稼ぐために蕎麦屋がいいといわれ家族で切り盛りしていたといいます。 -
林家さん歩さん 落語家落語家らしくない落語家を目指して 8月から故郷で始動
落語家の林家さん歩さんは、2014年8月から、故郷である長野市を拠点に活動を開始しました。2011年11月、二ツ目に昇進して3年目。これからを嘱望される若手が故郷へ戻って落語を続けることはめずらしいといいます。
もっと見る
「落語界の評価は、やっぱりイコール東京での評価なので、離れてしまうことに不安はありました。でも、落語がまだ身近な存在になっていない土地だからこそ、やれることはあるんじゃないかということで、長野に住むことにしました」 -
森田舞さん コーチングアカデミー長野校 校長大切なのは、人との出会いと学び コーチングで生き生きとした長野に
「コーチング」というものをご存じですか?私は、言葉自体は聞いたことがありましたが、その内容は今回の取材を通して初めて知りました。そして、取材から編集部に戻った私は、興奮を抑えきれずに「コーチングっておもしろい!」とほかの編集部員に鼻息荒く話していました。
もっと見る
取材に応じてくれたのは「コーチングアカデミー長野校」の校長を務めている森田舞さん。 -
赤沼ヨシコさん デコレッドルームズ/deco-cafeオーナー西和田にある大きな幸せのハコ
「もともとデコレーター(室内装飾家)なので、ひと目見た時に、ここだって思いました」
もっと見る
そう話すのは、長野市西和田にあるデコレッドルームズのオーナー赤沼ヨシコさんです。
赤沼さんは、今から17年前に築40年を越す段ボールの加工工場と出会いました。この空間なら違った世代でも同じ価値感を持つ人達ときっと出会えると直感し、半分は自分の工房として、もう半分はお客様を招く空間にしようと決めます。 -
宮沢辰子さん 戸隠神告げ温泉 女将戸隠に湧き出た奇跡の泉
長野市戸隠には「神告げ温泉」という名の秘湯があります。
もっと見る
ここの女将、宮沢辰子さんにその所以をお聞きしました。
辰子さんの夫である公一郎さんが現在、神告げ温泉の社長です。
その公一郎さんは2歳の頃に父を戦争で亡くし母親や祖父母に育てられ、特に祖父に可愛がられていました。
その祖父が亡くなる前に遺した言葉が後の宮沢家の運命を変えたと辰子さんは言います。 -
滝澤愛さん ch.books CAFEくつろぎの一瞬を運んでくれる出張カフェ
<イベントで最近よく見かける「ch.」の文字> この特集は善光寺門前のリノベカフェを集めていますが、このページは番外編です。 善光寺門前を含め、最近、県内のイベントで姿を見かけることが増えたch.books CAFE(チャンネルブックスカフェ)の滝澤愛さん。
もっと見る -
塚田まゆりさん 白鳥バレエ学園講師心技体を整え世界の舞台で活躍するダンサーを輩出
信条はみんなを元気にすること
もっと見る
2014年1月、松本市の高校生・二山治雄さんが、世界で活躍するバレエダンサーの登竜門「ローザンヌ国際バレエコンクール」で優勝しました。熊川哲也さん以来、日本人3人目の快挙です。
その二山さんが小学校5年生から通っているのが、長野市にある白鳥バレエ学園です。
白鳥バレエ学園は塚田たまゑさんと、その娘である、みほりさん、まゆりさんの母娘3人で経営しています。
二山さんだけでなく、これまでも海外で活躍する数多くのバレエダンサーを輩出してきました。
二山さんへの指導に関しては、主にたまゑさんとみほりさんがバレエの技術を担当し、そしてまゆりさんがフィットネスなどで身体作りを担当してきました。多忙を極める3人のうち、今回はまゆりさんに話を聞くことができました。 -
青木卓也さん 長野高等学校3年/N-STATION若い力で日本の未来を変えよう!
自分の目で確かめること
もっと見る
2011年3月11日に東日本大震災が発生して3年半が過ぎた9月13日から3日間にわたり、長野県社会福祉協議会の主催で岩手県大槌町(おおつちちょう)視察・交流バスツアーが開催されました。
参加者は長野県内各地の高校生16名と随行者です。
「高校生が被災地を訪れ現状を自分の目で確かめること。そして現地の高校生と接することで、自分の中で何が出来るかを確かめて、今後の活動に活かしてほしいです」
視察前に今回のツアーの目的を話してくれたのは、主催の長野県社会福祉協議会、平林拓朗さんです。
2013年12月に長野県栄村で行われた「高校生のスキー交流会+しゃべり場in栄村」において、岩手県と栄村の被災した高校生同士の交流イベントがあり、こういった動きから今度は長野県から岩手県を訪問しようと、今回の視察ツアーが実現しました。 -
小林義彦さん 馬術選手/株式会社飯綱高原乗馬倶楽部インストラクター深い絆から生まれた人馬一体の華麗な演技
勝利を目指す日々
もっと見る
「そもそも、馬はいうことを聞かないから、おもしろい」
そう話す株式会社飯綱高原乗馬倶楽部の小林義彦さん。
現在、馬術のインストラクターをしながら、馬術選手として競技に出場しています。馬術は馬を操る競技。オリンピックでは、唯一動物と出場する競技として、「馬場馬術」「障害飛越」「総合馬術」の3種目があります。
馬に乗り始めたのは小学4年生のときという小林さんは、飯綱で生まれ育ちました。馬は、小林さんのお父さんが好んで飼っていたことで幼少時代から身近な存在でした。