長野市人物図鑑
長野市には魅力あふれる人、
輝いている人がたくさんいます。
その人たちが街の魅力をつくっています。
輝いている人たちを通じて、
長野市をもっと声高に自慢できるように、
そして多くの方に「あの人にあいたい!」と
思って長野市を訪ねてもらいたい。
それが「長野市人物図鑑」です。
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青木宏さん 日本写真館協会長野支部長/青木写真館店主ながく大事にされるポートレイトを残す
77歳で喜寿を迎えた長野市民は、写真館で、無料でポートレイトを撮ってもらえることをご存知でしょうか。日本写真館協会長野支部が約40年前から始めた社会奉仕事業が、少しずつかたちを変え、長野市の補助などを受けながら続いています。
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長野支部長で青木写真館の店主、青木宏さんはこう話します。 -
竹内和恵さん 竹内果樹園風土の恵みを生かして ここにしかない味を
今春スタートした「NAGANO農業女子」プロジェクト。長野県内の若い女性農業者が信州の農業の魅力を発信していきます。夫の友一さんとともに竹内果樹園を営む竹内和恵さんは、正式発足前からこのプロジェクトに携わってきました。
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竹内さん夫妻は2008年、友一さんの実家がある長野市若穂地区を中心に果樹を植え始め、この7年で作付面積は当初の10倍以上に増えています。近隣の農家から、畑を存続させてほしいというオファーが相次いで来ているためです。 -
宵野間信行さん 長喜園3代目店主何杯飲んでも、飽きない。日常に寄り添うお茶を届けたい
明治37(1904)年、創業者である宵野間長吉さんと奥さまの喜代さんが始めたお茶屋「長喜園」。かつてこの地域に住む人の多くは、小諸の酢屋久左衛門商店で修業をしたといわれています。創業者である長吉さんもそのひとりで、修業で培った経験を元にお茶屋を始めました。
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3代目店主の宵野間信行さんは大学で経済を専攻し、広告研究やマーケティングについて勉強。卒業と同時に3代目として跡を継ぎました。当時は地元商店が多く、家業を継ぐ友人も周りにいたそうです。 -
徳嵩久志さん タベルナ・プント オーナーシェフ毎日食べても飽きが来ない 本場仕込みの絶品イタリアン
昭和通りにある「タベルナ・プント」。2012年8月にオープンしたイタリアンのお店です。「タベルナ」とは、イタリアで気軽に入れる居酒屋のような位置付けの店。確かに、小ぢんまりとした店内の雰囲気と、オープンキッチンで腕をふるう徳嵩久志シェフのおいしくて温かみがある料理、奥様の直子さんの気さくな接客は、気取ったイタリアンレストランではない、いい意味での敷居の低さがあります。
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竹下多美さん 長野市立博物館 学芸員飯縄信仰のシンボルを通して 中世の祈りに思いを馳せる
5月31日まで長野市立博物館で開かれている特別展「狐にまつわる神々」。企画した学芸員の竹下多美さんは、今回の展示の魅力をこう語ります。
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「明治時代に廃仏毀釈があって、われわれの先祖がずっと信じてきたものが、ガラッと変えられてしまっていることに、多くの人が気付いていません。でも、狐を通すと、闇に葬られてしまった世界みたいなものが、すごくよく見えてくるんです。中世の人の祈りとか願いを感じてもらいたいですね」 -
笠原 久美子さん 笠原十兵衛薬局 18代店主女性が守り続けてきた 伝統の目薬
天文12(1543)年創業の「笠原十兵衛薬局」は、かつて「眼界堂 笠原十兵衛薬房」という名で、善光寺の参拝客を中心に、古くは軟膏状、明治時代からは軟膏を何百倍にも水で薄めた液体の「雲切目薬」を製造・販売してきました。
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18代目店主の笠原久美子さんは初めて雲切目薬を使ったときのことをこう振り返ります。 -
戸谷悠さん NATURAL ANCHORS(ナチュラル・アンカーズ)店主本格派からタウンユースまで ロッククライマーが営むアウトドアショップ
今春、長野市岩石町にアウトドアセレクトショップ「NATURAL ANCHORS(ナチュラル・アンカーズ)」がオープンしました。
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「ナチュラルアンカーは岩を傷つけない、自然を大切にする支点です。それとアンカーには錨(いかり)という意味もあるので、ここをアウトドアに関する情報をやり取りしたり、訪れる人たち同士が繋がれる拠点にしてほしいという思いも込めました」
店主の戸谷悠さんは、そう話します。 -
高橋雄輝選手 信越硬式野球クラブ 投手ドラフト候補に凡打の山を築かせ チームを頂点に導いたエース
4月に行われた社会人野球長野大会で優勝を果たした信越硬式野球クラブ。昨夏の都市対抗野球覇者・西濃運輸(岐阜)をはじめ、ドラフト候補を擁する強豪を次々と下し、10月に京セラドーム大阪で開かれる全国大会への出場を決めました。
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同大会でMVPに輝いたのが、予選リーグで西濃運輸を完封し、決勝のNTT西日本(大阪)戦でも延長11回を投げ抜いた高橋雄輝選手です。 -
大田弘夫さん OTA助ファーム「ここは最高だよ」信里地区と農業の魅力
信里で農業を営む大田弘夫さん。以前はサラリーマンとして働きながら、先祖代々続いた3反歩(約30a)の田んぼで家族が食べる分だけの米を作っていましたが、定年退職した7年前からは本格的に「百姓」に精を出しています。
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というのも、60代の大田さんは、信里地区においてはまだまだ「若手」。ゆえに、高齢となって農業規模を縮小する地域の先輩たちから、続々と農地を借り受けているのです。 -
杉山一真さん ヘアサロンアルファ代表長野のヘアサロン文化を築き イベントから可能性を広げる
長野市の美容業界で長く存在感を示し続けてきたのが、現在、市内に5店舗を展開するヘアサロンアルファ代表・杉山一真さんです。
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原宿の美容室に勤めて芸能人を相手に美容を手がけていた杉山さんが地元・長野に帰ってアルファをオープンしたのは1981年。28歳のときです。その理由は「人を育てたかったから」だといいます。