長野市人物図鑑
長野市には魅力あふれる人、
輝いている人がたくさんいます。
その人たちが街の魅力をつくっています。
輝いている人たちを通じて、
長野市をもっと声高に自慢できるように、
そして多くの方に「あの人にあいたい!」と
思って長野市を訪ねてもらいたい。
それが「長野市人物図鑑」です。
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三浦朋秋さん 木製家具修理・塗装キビクラフト使い手の思いをくみ取り 家具の良さを引き出す
木製家具の修理・補修・塗装を専門にしているキビクラフトの三浦朋秋さん。
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「まず同じ物はないし、未知の物もあって飽きなくて楽しいです。めんどうだなって思うことはいっぱいあって、それがおもしろいんです」
そうイキイキと語る表情からは、この仕事が好きで仕方がない、ということが伝わってきます。 -
折谷玲子さん 片づけサポーター/リコデザインスタジオ片づけられない人はいない 心地よい暮らしの調和をサポート
「一旦調和がとれてしまえば、あとは物が自然とそこに帰っていく感覚です」
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そう語りながら自宅兼事務所の中を隅々まで案内してくれた"片づけサポーター"の折谷玲子さん。快適や心地よいを意味する「コンフォート」をテーマに、片づけのコツをマンツーマンで教えるプライベートレッスンや、ワークショップ的な片づけ講座の開催、片づけの代行など、引出し1つから丸ごと家一軒までおこないます。 -
髙橋宣行さん 有限会社かーいんてりあ高橋代表取締役常に新しい発想で挑戦 世界に一台のキャンピングカー
世界初、プリウスのキャンピングカー。誰も考えなかったこの車を発案したのが、長野市真島町にある「かーいんてりあ高橋」の代表・髙橋宣行さんです。
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髙橋さんが2012年の東京オートサロンにプリウスベースの「リラックスキャビン」を出展したときは、その斬新さに誰もが驚きました。
「すごいね、よく考えたねって言ってくれる人もいれば、せっかくのプリウスになんでこんなことしたんだって言う人もいて賛否両論。でも、売れるとか売れないってことより、こういうものを一番最初に世の中に出すことが大事だと思ったんです」 -
渡邉一男さん パールハイツオーナー入居者が自慢したくなる賃貸 長野市のカリスマ大家
長野市南堀で6棟49戸の賃貸住宅「パールハイツ」を所有する渡邉一男さんは、賃貸経営の業界内で知る人ぞ知る"カリスマ大家"です。
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築19年から築26年の決して新しくないアパート3棟が計22戸を抱えながら、近年の稼働率は98%を維持しています。家賃が相場より安いという訳でもないのに、空室が出ても最短で1週間後にはもう次の入居者が決まっているほどの人気。これほどまでに高い稼働率は珍しく、まして空室率が全国ワースト3(http://todo-ran.com/t/kiji/14178)の長野県においてです。 -
轟鉄也さん トドロキサイクルプラザ 副店長自転車の楽しさを伝えたい 老舗自転車店の4代目
創業90年の「トドロキサイクルプラザ」は、長野市を代表すると言っても過言ではない自転車専門店のひとつです。なんと言っても、苗字が車3つの「轟」!代々受け継がれてきた運命的なものを感じませんか?
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編集部・岩島の故郷飯田市は、日本を代表する自転車ロードレース大会の舞台になっています。しかも、実家のすぐ近くがコースになっていました。そんなわけでロードバイクに乗っている人をよく目にしていたので、いつかは自分も乗りたいとずっと憧れています。
取材に応じてくれたのは、ゆくゆくは四代目として店を背負って立つために現在修業中という轟鉄也さんです。 -
山田康弘さん NHKアナウンサーニュースに思いを込めて 故郷・長野市で夕方の顔を務める
「あなたにとって明日がよい一日でありますように」
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NHK長野放送局のアナウンサー・山田康弘さんは、担当する番組の最後に、こう挨拶をして締めくくります。その言葉の裏側にはこんな気持ちが隠されています。
「ニュースは人の生き死にだとか不幸を扱っていることが多くて、どちらかというと幸せじゃないことが話題になります。だから、どうしてもやるせなさがあります。今日もこんな人が亡くなった、火事になった、といった切ない話をしてしまったんだけど、明日は見ている方にとっていい一日になってほしいな、という気持ちで伝えています」 -
小山貴裕さん 元ボクサー/整体師闘いから癒しの世界へ
「左ボディーからの左フック。これさえあれば、恐いものはありませんでしたね」
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こう語るのは、元プロボクサーの小山貴裕さんです。21歳でプロのライセンスを取得し、初めての試合は後楽園で"1ラウンドKO"という華々しいデビューを飾ります。
「このまま日本チャンピオンに!」
という熱き思いが21歳の若き拳闘士の心に生まれます。
しかし迎えた第2戦でまさかのアクシデントに見舞われます。相手選手の後頭部への打撃により、敗戦。その時の怪我に悩まされながらも、必死でその後も第3戦、第4戦と試合に臨みます。
しかし、後頭部へのダメージは後遺症となり不振が続きます。 -
倉島国栄さん 中央タクシー株式会社ベテラン乗務員「理想の会社」に最も長く勤める名物社員
今回、中央タクシーの宇都宮司社長に取材を申し込みました。宇都宮社長は編集部・安斎の大学院の同級生。二つ返事でOKしてもらえると思ったら、宇都宮社長の返事はこうでした。
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「もちろん取材を受けるのは構いませんが、出来れば社員を取り上げてもらえませんか。社員あっての中央タクシーですので」
不況期に社員の雇用を守るため、社屋を売って今の山あいの本社地に移転したという、同社らしい対応だと思いました。
今回、お話を聞かせてもらったのは1975年の創立当初から在籍している倉島国栄さん。倉島さんは1942年生まれの71歳。車輛10台で始めた創業メンバーの1人です。 -
伊東真規子さん 技能五輪国際大会金メダリスト/亜細亜印刷株式会社ものづくりを楽しむには、先ずやってみることから
「機械なのでオート化はされていますが、イメージした色を出すには人の感覚が試されるんです」
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こう話すのは、第41回技能五輪国際大会(イギリス・ロンドン大会)印刷職種部門で金メダルを獲った伊東真規子さん。
「お客さんからは『この色が好みだから』『前回の色と同じで』『添付した見本通りにして欲しい』って細かい要望をもらうので、それが叶うように、って毎日思ってやっています」
オフセット印刷機のオペレーターとして常にお客さんのオーダーに真摯に向き合ってきた伊東さんに、若い技能者が「技」を競う技能五輪国際大会の予選大会に出てみないかと声がかかったのは2010年のことでした。 -
水沢仁亮(じんすけ)さん 株式会社二見屋 代表取締役社長人材を育て、伝統の美を守る
2012年10月、約100年前の創建当時の姿へとよみがえった国指定重要文化財の東京駅丸の内駅舎。
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駅舎を使ったプロジェクションマッピングやライトアップなどが話題になり、テレビのニュースでもよく目にしましたが、この建物のシンボリックなドーム型の屋根を施工したのは長野市にある会社だということをご存じでしょうか。
手掛けたのは長野市稲里町の建築板金会社「(株)二見屋」。空襲によって焼失し、戦後の修復で姿を変えていた中央正面玄関から北側ドームまでの銅板施工を担当しました。