h1タイトル

わくわく・共感できる長野の元気情報を配信します!

ナガラボはながのシティプロモーションの一環です

No.60

地附山から見るパノラマ

ナガラボ編集部のフェイバリット・ナガノ

文・写真 小林隆史

この街に暮らしてみつけた ヒミツのパノラマ

取り立てて、ガイドブックに乗っているような場所ではなくて、知る人ぞ知る無名のビューポイント。
ここは、地附山から眺める景色。善光寺から車で10分、軽い山道をドライブした先。観光名所とは打って変わって、地元の人たちが日々の余暇に、ふらりと立ち寄る、ヒミツの展望スポットです。
 
 
ぜひ、仕事の休憩時間をみつけて、週末は子どもを連れて、出かけてみてください。手軽な小旅行になりますから。

善光寺の中央通りからのドライブコース

善光寺の裏に見えるのが、まさしく地附山。

善光寺の突き当たりを左折し、すぐに右折。その後は道なりに、山のある方を目指して、車を走らせていきます。

ゆるやかな坂道は、次第に森の中へ。そして、その先に広がるは、手が届きそうなほどの天空。坂を登り切る頃、いよいよ辿り着きます。

展望台もなく、ロードサイドに広がっているだけ そんな、実のところ、どこにでもありそうな眺望だけど

ここは、観光客で賑わうこともないですし、かしこまって「ここで見てください」なんて看板もないです。だからこそ、私にとっては、密かな楽しみがここにはあるのです。

ジオラマのように小さな家々を眺めて、遠くの車がエンジンを鳴らす音に耳をすませてみたり。
 
 
家から近いことをいいことに、キャンプ道具をこさえず、キッチンにあったものをごっそりカバンに詰め込んで来ては、コーヒーを淹れたり。
 
 
偶然居合わせた見知らぬ人と、ただ理由もなく「いい景色ですね」と一言二言交わすことになったり。そして、考えごとのヒントに出会えたり。
 
 
時には、通りすがりの方が、景色の中を指差しながら、あの場所がああでこうでと、この街のかつてのことを教えてくれたり。
 
 
不思議にも、小さな楽しみがいつも待っているのでした。

ちなみに、頂上の「防災メモリアル地附山公園」には、街中の公園ではなかなか見かけることのないロングローラーすべり台や、トレッキングコースがあります。瞬く間に、子ども心が湧き上がり、走り出したくなりますから、家族を連れて出かけるのにも、オススメです。

(2017/11/08掲載)

人気投稿

  1. 松代焼
  2. 道の駅中条のおぶっこ
  3. 芋井・林農園のりんご
  4. 旬菜居酒家月あかりのきまぐれランチ...
  5. 鬼女紅葉伝説
長野市人物図鑑
食の達人 ながののプロフェッショナル 旬な人 魅せる人 まちをつくる・つなぐ人 人物図鑑特集
マイ・フェイバリット・ナガノ
場所 イベント モノ グループ・会社
ナガラボムービー

 
特集一覧ページ