「当選者決定までの記録」の記事一覧
2015年10月22日
| 記事カテゴリ:当選者決定までの記録 |
連日、各方面への協力要請に走り回っているナガラボ・安斎です。
人の縁が次々と繋がっていくのを目の当たりにするってのは、なんだか楽しいですね。
そのようすをレポートすることで、少しでも長野市の魅力を伝えていければと考えています(はい、早く書きます)。
さて、当選者発表にあたって、本プロジェクトに関して誤解される方がいらっしゃるかもしれませんので、補足説明いたします。
このブログでレポートしているコンシェルジュプロジェクトは2組様限定ですが、移住・定住相談デスクはこれまでどおり、移住を検討されている方々からのお問い合わせをお待ちしています。
ナガラボとのコラボによる、「サポートする代わりにレポートもさせてね」という企画の当選者が決まっただけのことで、移住・定住相談デスクは永久に(かどうかはわかりませんが当面は)不滅です。
1組様限定長野市移住コンシェルジュプロジェクトにお申し込みいただき、残念ながら選に漏れた皆さま、そしてお申し込みをご検討されていた皆さま。
どうぞ、お気軽に移住に関するご相談をお寄せください。
そして、そのもようがこのブログでレポートされることはございませんので、ご安心ください(笑)。
2015年10月20日
| 記事カテゴリ:当選者決定までの記録 |
長野市移住コンシェルジュプロジェクト当選者の2組目をご紹介します。
静岡市在住の中西俊太さん、朋代さんご夫妻です。
当選理由はいろいろあります。
しかし、10月9日の「面接に行ってきました!(その1)」でも簡単に書きましたが、面接時の中西さんのホスピタリティと演出が素晴らしかったのは大きいです。
是非とも長野市民になってほしいと思わずにはいられませんでした。
面接当日を簡単に振り返るとこんな感じです。
新幹線を降りた新富士駅に自転車を積み込んで待っていた俊太さん。
近くの公園で自転車を降ろすと、すぐさま組み立てて、ふたりで海沿いをサイクリング。
10分ほど走ったところにある、駿河湾が見渡せる絶景の公園が終着地点でした。
そこで待っていたのは妻の朋代さん。
アウトドア用のいす、机、そしてバーナーが手際よく並べられ、淹れてくださった静岡名産の緑茶を味わいました。
背中には富士。
すべてが完璧でした!
(快晴だったのに山頂だけ雲がかかっているのは私の日ごろの行いのせい)
俊太さんは、アウトドアショップに勤務しながら、スノーボードスクールで非常勤講師を務めたり、アウトドアツアーでマウンテンバイクのガイドをしていたりと、公私ともにアウトドアアクティビティにどっぷり浸かっている33歳。
自転車をテーマに、地元FMラジオでもレギュラーコーナーを持っています。
(↑面接の日もこんな感じで飛んでました)
持っている免許・資格は、自転車組立技師免許、自転車安全整備士、SAJスノーボード1級、RAJラフティングリバーガイド免許、急流水難救助技術専門員などなど。
静岡ライフを満喫しているようですが、本人曰く「僕は海や川も大好きなんですが、やっぱり山の人なんです」。
その言葉通り、信州で年間100日はすごしているというのだから、もはや信州人より信州人らしいかもしれません。
妻の朋代さんは大阪出身。転勤先の名古屋で俊太さんと出会い、結婚。
大学卒業後、アウトドアメーカーに勤めていただけあって、俊太さん同様、アウトドアアクティビティが大好きです。
しかし、実は現在、妊娠8ヶ月。あまり激しい動きはできないということで、少しストレスが溜まっているもようでした(笑)。
おふたりとも静岡でもとても幸せそうなのに、信州で子育てがしたいとのこと。
本当にうれしい限りです。
まずは、俊太さんの仕事探しから始めます。
たった1日で、人の心を掴むのがかなり上手な方だということは伝わってきました。
大学卒業後、ずっとアウトドアショップで働いてきた俊太さんですが、今後の仕事はそこにこだわらず、幅広い選択肢から選んでいきたいとのこと。
勤務先では店長の経験もあり、幅広い業務に対応できます。
柳井さん夫妻に続き、中西さん夫妻も長野市を楽しくしてくれそうな方々で、うれしい限りです!
半面、現在が充実した暮らしを送っているだけに、本当に長野市に移り住んでもらうには、ハードル高そう!
新米コンシェルジュは役に立てるのか!?
俊太さんに合いそうな「こんなお仕事ありますよ!」という情報がございましたら、ナガラボ安斎(anzai★adbureau.co.jp ★→@に変えてください)までご連絡ください!
2015年10月16日
| 記事カテゴリ:当選者決定までの記録 |
本日、1組様限定長野市移住コンシェルジュプロジェクトの当選者が決まりました!
そしてプロジェクト名も同時に変わりました!
その名も「2組様限定 長野市移住コンシェルジュプロジェクト」!
(バナーは近々、差し替えます)
考えながら走っているこの企画、1組限定がウリだったのに、2組にしちゃいました(てへ)。
2組になった理由は、大きく分けてふたつあります。
1組が応募のタイミングで実際に長野市に引っ越してきたので、予定外の対応をしてもいいのではないか、というのがひとつ。
そして、もうひとつが大事なのですが、当選された2組の希望する暮らしが、まったく違ったからということがあります。
つまり、長野市が多様な生活を実現できる、懐の広い土地だということをアピールできる絶好のチャンスだ!と考えたのです。
(決めきれなかったとも言います、てへ)
本日は1組目のご紹介。
福島県から長野市中条に移住してきた、柳井勇さん、江利子さんご夫妻です。
(それと、犬のモモタ)
夫の勇さんは熊本県出身。
27歳のときに、ニューヨークへ飛んで板前となり、約5年をすごします。そのエピソードがまた秀逸でして。
熊本の喫茶店で、隣の席の見知らぬふたりが「ニューヨークで板前をやってくれる人を探しているんだが見つからない」と話しているのを聞いた勇さん。その場で「私、ホテルマンをやっていたので、ウェイターならできます。ウェイターは募集していないですかね」と自分を売り込んだそうです。そしてそのまま渡米し、板前に。
帰国後は型枠大工や保育園などさまざまな仕事を経験しました。
フットワークの軽さは若いころから今も変わらず。
田舎暮らしがしたいということで、2009年から福島県と東京都との二重生活を始め、2011年から福島に定住。中古住宅をセルフビルドで改築、増築して暮らし、無農薬・無肥料で稲作をしながら暮らしていました。
妻の江利子さんは福島県出身の元看護師。
東京で看護師を長く経験したのち、自然療法を学び、移住した福島では自家製酵母でパンを焼いたり、お菓子を作ったりすることに情熱を注いでいました。
ご夫婦の福島での生活は下記のブログで窺うことができますが、執筆、撮影は主に江利子さんです。
http://amaneyama.exblog.jp/
福島での暮らしも十分幸せだったそうですが、昔から古民家に住みたいという思いが強く、昨年、夫婦同時に「ふと」移住したいと考え始めました。
物件探しで訪れた信州で、筑北村から長野市中条までを車で走った際、北アルプスの景色に感動を覚えました。
そしてたどり着いた長野市中条の築300年の古民家も理想通り。
おふたりが移住を決意するまで、それほど時間はかかりませんでした。
柳井さんご夫妻の思い描く生活はかなり具体的なので、早々にコンシェルジュも動かなければなりません。
現在の家には棚田が2枚、畑もありますが、福島時代の農業機材は手放してしまったため、譲ってくださる方を探しています。
また、囲炉裏の修復、五右衛門風呂への改築などなど、住居に関するアドバイスをしてくださる方もこれから探します。実は柳井さんの新居は、風呂、台所など、まだまだ整っていないことばかりで、まだかなりのサバイバル生活を送っているのです。そろそろ寒さもやってきますので待ったなしです。
醤油作り、草木染め、麹作りにも挑戦したいとのことですので、教えてくださる方も見つけます。
いやー、忙しくなりそうです!
そして、これらに詳しい方の情報がございましたら、ナガラボ編集部・安斎(電話026-291-8644、メールanzai★adbureau.co.jp →★を@に変えてください)、もしくはながのシティプロモーションのフェイスブックページまで、ご連絡くださいませ。
よろしくお願いいたします!
2015年10月13日
| 記事カテゴリ:当選者決定までの記録 |
本日、3組目のご応募者の面接に行ってきました。
「行ってきた」と言っても、訪れたのは長野市内。
実は、ご応募いただいたYさんご夫妻は、数日前に長野市某所に引っ越し済み。
古民家での暮らしに憧れ、福島県から移住してきたのです。
これからやりたいことのサポートを私どもにお願いしたいとのこと。
応募締切直後に移住することが決まっているというパターンは想定外でしたが、応募資格に定めていなかったので問題なし!
(相変わらず、走りながら考えています)
新居は推定築300年のかなり立派な日本家屋。
土蔵や田畑もついています。
しかし、まだガスも引いていないし、キッチンなども使える状態にないとのこと。
(囲炉裏はある)
「サバイバル生活が続きます」と話しながらも、新しい生活が楽しみでならないようすでした。
上はYさん宅にほど近い場所からの風景。
私は道に迷って急いでいたのにもかかわらず、あまりの素晴らしさに思わず車を停めてしまいました。
Yさんがここに移住を決めた理由のひとつは、景色の美しさだといいます。
気持ち、わかります。
さて、これにて面接予定だった3組すべての皆さまからお話を伺いました。
どなたにせよ、長野市を楽しくしてくれそうな方々で、ワクワクしつつも、満足していただけるかドキドキです。
当選者は近日中に発表いたします!
2015年10月 9日
| 記事カテゴリ:当選者決定までの記録 |
先にお伝えしたとおり5組の応募者に恵まれたこの企画。
書類選考の結果、3組の方々とお会いして、お話を伺うことにしました。
1組目は静岡県在住のNさんご夫妻。
なんと車に自転車を積み込んで迎えに来てくださり、ご主人と海沿いをサイクリング。
背後には富士山。
目的地の公園に着くと、奥様が待っていて、3人で海を見ながら、静岡名産の緑茶を味わうという、粋な演出でもてなしてくださいました。
海なし県の信州人としてはテンション上がりっぱなし。
静岡っていいところだなあとしみじみ。
思わず、何も移住しなくてもいいんじゃないか...、と思ってしまいました。
しかし、お話を伺うと、今でも十分楽しいけれど、さらに自分に合った暮らしをしたいとのこと。
期待していただきありがたい限りです。
そのまま東京へ戻り、渋谷にて2組目のYさんご夫妻と。
こちらはおふたりとも出勤前のお忙しいところ、お時間をつくっていただきました。
ご夫婦ともに大学進学から約20年、首都圏で暮らしているとのこと。
安斎は都会が苦手なので、長野のような環境に移住したいというおふたりの気持ちに強く共感してしまいました。
自然から近くて、でも生活に不便ではなく、そして畑仕事もしたいという希望をお持ち。
長野市には、そういう場所いっぱいあります!
とても誠実そうなご夫婦でした。
お話を伺って、あらためて移住は人生の大きな転機だと実感。
身の引き締まる思いでした。
週明け、もう1組の方とお会いします。