真田家10万石の城下町として多くの史跡や文化が残る松代のまち。でも、それだけではないんです!
古代から戦前戦中に至るまで、さまざまな時代の歴史が凝縮されたまちの魅力をイラストでご紹介。
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佐久間象山
江戸時代後期の松代藩士、兵学者・朱子学者・思想家・西洋砲術家。日本初の指示電信機による通信やガラスの製造などに成功。
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寺社仏閣
真田家の菩提寺・長國寺など真田家ゆかりの寺院や、東日本最古の仏様で知られる清水寺など歴史ある名刹が点在。
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真田信之と城下町
250年にわたる松代藩の初代藩主として礎を築いた真田信之。松代城は真田氏が10代にわたり城主を務めた。
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松代焼
江戸時代中期、唐津で修業を積んだ陶工が開窯し、藩窯として奨励された。緑色の釉薬は松代独特で特有の光沢を放つ。
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皆神山
標高659mの溶岩ドーム。周囲と異なる山容から「太古に造られた世界最大のピラミッド」説が起こり、一部の間では信仰の対象に。
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松代大本営跡(象山地下壕)
第二次大戦末期、政府中枢機能移転のため極秘で掘削された地下壕。象山地下壕は総延長5853mのうち500mを公開。
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旧松代駅
長野電鉄屋代線の廃駅。路線廃止後も駅舎やホーム等の設備は残され、バス待合所として利用されている。
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池田満寿夫
1997年に急逝した長野市出身の国際的アーティスト・池田満寿夫の作品を収蔵、展示する美術館が旧松代駅近くに。
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温泉
武田信玄の隠し湯として知られる松代温泉や温泉マニアにも人気の加賀井温泉、眺望がすばらしい大室温泉など温泉が豊富。
MATSUSHIRO MAP 松代マップ
歩いて回れる狭いエリアに多彩な観光名所が点在している松代。こうしたまちのなかで今、多様なまちづくりの動きが生まれています。今回紹介するのは、それらの動きを担う“兵たち”のごく一部ですが、あなたもこの地図を片手にまちを歩けば、各方面で奮闘している現代の兵たちに会えるかもしれません。