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わくわく・共感できる長野の元気情報を配信します!

ナガラボはながのシティプロモーションの一環です

地釜で炊いた無添加の豆腐

 「デンショウとうふ店」は伝田敬康さんが営む店。妻の恂子さんは飛田さんの高校の先輩にあたるそうですが、この日は不在でした。
 「義母は会いたがっていたんですよ」と、代わりに笑顔で迎えてくれたのはご長男のお嫁さんのかお里さん。

 カフェのような店の佇まいも、かわいい豆腐のパッケージも、かお里さんが考案したもの。家族で営む温もりが伝わってきます。

 長野県産の大豆を地釜で炊き、消泡剤や乳化剤などの添加物を加えずに作る豆腐は、豆本来の味がしっかりします。

デンショウとうふ店 長野市若槻東条1059-3
TEL.026-296-5539
昔ながらのお豆腐屋さんは、かお里さんが嫁いできてから店頭もパッケージもあか抜けた印象になった。ちなみにもめんとうふのパッケージのイラストは、かお里さんいわく「夫と大豆を合わせました」

小麦が香る手打ちうどん

 「八雲日和」は、障害者の方の生活や就労の支援を行う多機能型事業所が運営です。幅広い年齢層の利用者が、おやきやうどんの製造販売、農作業や受託作業などに取り組んでいます。

 アグリながぬまでも販売している「八雲うどん」は、小麦粉と赤穂の塩、水だけで打っています。小麦の風味が感じられ、飛田さんも「塩気が強すぎなくていいですね」と高評価。

 もちもちとした細麺、コシの強い太麺のほか、夏限定でお目見えするのが生ひやむぎ。「そうめんよりも長野らしい」と飛田さん。確かに、そうめんよりひやむぎという方、長野には多いのではないでしょうか。

八雲日和 長野市豊野町豊野1635-1
TEL.026-257-5229
話をうかがった支援員の玉井靖人さん。「委託販売はアグリながぬまと上松の産直、近くのコンビニのみ。あとは学校、役所などで対面販売をしています。ご予約のうえ、ここへ直接買いに来ていただいても大丈夫です」

北国街道の麹屋さん

 飛田さんの実家へ戻る道すがら「北国街道すぐそばに麹屋さんもありますよ」という言葉に「ぜひ行ってみたい」と反応した飛田さんをお連れして、明治の終わり創業、4代目の櫻井祐志さんが営む「櫻井醸造」へ。

 夏は味噌の仕込みはしていませんが、生麹を手に入れることができました。飛田さんはこれで塩麹を作るとか。

 奥さんの清美さんがパック詰めしていた手もとが気になって、切り干し大根とセリの味噌漬けも購入。そば米を麹にしてしょうゆ漬けにしたという「そばしぐれ」と甘酒も追加購入しました。

櫻井醸造 長野市若槻東条586
TEL.026-296-6398
櫻井醸造の店頭では、室から出した生の麹を買うことができる。商うのはほかに米味噌、麦味噌、味噌漬けなど。うすめないタイプの甘酒も定番の品で、これでからしナスを漬ける人も多いとか

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