長野市人物図鑑
長野市には魅力あふれる人、
輝いている人がたくさんいます。
その人たちが街の魅力をつくっています。
輝いている人たちを通じて、
長野市をもっと声高に自慢できるように、
そして多くの方に「あの人にあいたい!」と
思って長野市を訪ねてもらいたい。
それが「長野市人物図鑑」です。
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宮坂秀徳さん 遊菓里店主ケーキ屋さんがそば打ってます!
回覧板が届けた人生の転機
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「そば粉をおすそわけしますっていう回覧板が回ってきたんですが、それがきっかけですね」
そう話すのは、長野市川中島で「軍配最中とフランス菓子の専門店 遊菓里」を営む、宮坂秀徳さんです。
宮坂さんはなんと洋菓子職人でありながら、自分で打ったそばをお店で提供しているという業界の風雲児。
「35年間、洋菓子を専門に作ってきましたが、そばを打ってみたいという願望がずっとあったんです。そんな時にタイミングよく回覧板が回ってきて。人生ってわからないですね」 -
北村たづるさん ままおーぶん「自分の子どもに食べさせたい」ママの思いから作られたお菓子
愛情から生まれたレシピ
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「妊娠すると女性って食べ物への意識が変わる方が多いんですよ。私もその一人。赤ちゃんがお腹に入ってから、商品表示のラベルを見たりするようになったんです。自分だけだったときは気にしていなかったのに(笑)。無添加で身体にやさしいおやつを探している人がこんなにいるんだ!って、この仕事を始めて改めて感じています」
そう話してくれたのは、長野市川中島町にあるお菓子の工房「ままおーぶん」のオーナー・北村たづるさん。保存料や香料などを使わず、自然な味を大切にしたお菓子を心を込めて手作りしています。食物アレルギーがある人向けの、卵や乳製品を使わないお菓子もおいしいと評判です。 -
中澤豊さん スポーツニッポン新聞社長野支局記者信州スポーツを一番近くで見てきた男
生粋のスポーツ好きライター
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「昨今、長野県はAC長野パルセイロをはじめ、松本山雅FC、信州ブレイブウォリアーズ、信濃グランセローズなどプロスポーツがすごく盛り上がってきているのを感じます」
こう話すのは、現在長野県に唯一あるスポーツ新聞社、スポーツニッポン新聞社長野支局記者の中沢豊さんです。
中澤さんは根っからのスポーツ好きで小学校での野球から始まり、中学校でサッカー、高校で弓道、そして大学でヨット部と多くのスポーツを経験します。スポーツは見るのもやるのも好きという中澤さんは、大学卒業後はスポーツの魅力を伝えたいという思いからライター事務所に所属し、スポーツライターの道に進みます。その後、フリーとなり地元長野市に帰ったのを契機に、縁あってスポーツニッポン新聞社で筆を執っています。 -
山口美寿寿(みすず)さん 城山動物園飼育員人気者アシカの暮らしを支える子どもの頃からの夢を叶えた飼育員
動物と毎日一緒にいられる幸せ
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市街地にあって入場無料の城山動物園。市民の憩いの場所として親しまれています。そこで最も人気のある動物の一つがアシカです。餌をあげる11時と15時半には、アシカの水槽の周りに多くの人が集まります。
先代のアシカから13年にわたってアシカの飼育係を務めているのが山口美寿寿さんです。
「動物が好きなので、毎日近くにいられるというのは嬉しいですね。やっぱり動物は死んでしまうこともあるし、悲しいこともあるんですけど、自分が好きでやっている仕事なのでやりがいがあります」 -
小林正代さん ふるさとおはなしたいむ/読み聞かせボランティア心に残る読み聞かせの時間をコーディネート
「男の子たちが掃除の時間に、私が読んだ本の一節『み・ず、水をくれ』と、歌いながら水を汲んでいたと聞いたんです。とても嬉しかったですね」
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絵本「おおきなカエル ティダリク」を読んだときのエピソードを話す小林正代さん。
現在、長野県図書館協会で働きながら、ボランティアグループ「ふるさとおはなしたいむ」で、小学校の子どもたちに読み聞かせをしています。 -
近藤克則さん カメラマンカメラマンとしての喜びを胸に人生の輝きを写す
脳卒中による左半身まひの後遺症を持ちながら、11年ぶりにカメラマンとして本格的に復帰した近藤克則さん。
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6月から始まった、長野市上松のイベント企画会社「オフィスKOBA」がプロデュースする「輝け!長野発 笑顔と心の解放プロジェクト」で "最高の笑顔のポートレイト"を撮影しています。 -
倉根明徳さん 信州イノベーションプロジェクト(SHIP)共同代表 県職員信州をどこよりも楽しい場所に 若手県職員の挑戦
「長野県をどこよりも楽しい場所にする」をスローガンに掲げる信州イノベーションプロジェクト(略称:SHIP)は、長野県庁の若手職員10名が発起人となって2013年12月に立ち上げた団体です。現在は県職員だけでなく民間からも約30人が加わり、総勢約50人がメンバーに名を連ねます。
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発起人の1人で、共同代表の倉根明徳さんはSHIPを立ち上げた経緯をこう話します。 -
湯本絢子さん 株式会社本久ホールディングス企業の顔として美しい日本語を!
2014年10月7日、第55回電話応対コンクール長野県大会が行われました。
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株式会社本久ホールディングス(本社長野市)の湯本絢子さんは、北信地区の予選で54名の参加者のうち上位7位に入賞し、今回の長野県大会出場(各予選参加者総数310名のうち34名が出場)を勝ち取りました。 -
守屋智江さん 子どもの服コトリオーナー/英会話教室講師今できることを大切に 三足のわらじで挑戦を続ける
いいものを手ごろな値段で。よく聞くセリフですが、こと子ども服についてはなかなか当てはまるお店がないものです。
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そんな悩みを解決してくれるのが、桜枝町にある「子どもの服コトリ」。オーナーの守屋智江さんはお店をオープンした理由をこう話します。
「当時、長野には子ども服のお店があまりなかったんです。デパートか、チェーン店しか見つからなくて、あとはセレクトショップや雑貨店の一角にちょっと置いている程度でした。自分が望むようなお店がないなら、自分でつくろうと思いました」 -
モリヤコウジさん 額縁工房&ギャラリー アートスペースFLAT FILEオーナーオーダーメイドの額縁が絵の良さを際立たせる
桜枝町にアトリエを構え、額縁を制作するモリヤコウジさん。
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自身のことを額縁"職人"ではなく、「単なる額縁屋です」と称しますが、作品に合わせた丁寧な仕事ぶりは多くのアーティストから支持を集めています。