長野市地域おこし協力隊はながのシティプロモーションの一環です

2015年10月の記事一覧

長野市中条地区で移住体験会が開かれます!

2015年10月27日 | 記事カテゴリ: |

11月14日(土)、15日(日)の2日間にわたり、長野市中条地区移住体験会が開かれます。
そう、このブログで紹介している柳井さんご夫妻が移住してきた地域です。
ナガラボ安斎もあまり足を踏み入れることがなかった中条地区ですが、このプロジェクトで足しげく通うようになって、本当に素敵な土地だと知りました。
人は優しくて朗らかだし、景色はいいし。
(「田舎なんて、みんなそんなもんでしょ」とか言われそうですが、そんなことないんですよ。数値で表せないのが悔しい)

その素敵さを、このブログが余すところなく発信できているか、実は少し不安です。
なので、ぜひ実際にお越しになって、地域に流れる空気を感じてみてください!

簡単なスケジュールは以下のとおりです。

14日(土)
郷土料理を囲みながら地元の方々と交流→お菜(野沢菜)とり体験、地域の見学→一般家庭で宿泊
15日(日)
りんご狩り→空き家見学→道の駅で昼食

参加費は8,000円です。
お問い合わせは長野市移住・定住相談デスク(企画政策部人口減少対策課内、電話026-224-7721、メール jinkou@city.nagano.lg.jp)。

チラシおよび応募用紙はこちらより。
ご応募お待ちしています。

また、その翌週11月21(土)、22日(日)には長野市芋井地区で同様の移住体験ツアーが開かれます。
詳しくはこちらから。

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(写真は昨年度のようす)

やっぱり長野は色んな意味で懐が広かった。

2015年10月26日 | 記事カテゴリ:柳井さんの移住記録 |

先日、住民自治協議会の小林事務局長に「中古の農機具を譲ってくださる人はいないですか」と聞いてみたところ、「この人のもとを訪ねてみてはどうか」と紹介されたのが、中条に住む筒井幸彦さん。

「どんな機械でも直しちゃう人だから、壊れたの見つけて持って行ったらどうかね。それとも筒井さんのところに壊れた機械が集まってくるかもしれないし。とりあえず聞いてみたらいいわ」

ということで、行ってきました、筒井さん宅。

結局、その日、農機具は入手できなかったんですが、柳井さんは大満足。
というのも、筒井さんのガレージには、柳井さんが大好きな古い道具や機械が所狭しと並んでいたのです。
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自己紹介もそこそこに、チェーンソー談義に花を咲かせる勇さんと筒井さん。
メーカーどころか、型番ごとの特徴が飛び交い、勇さんの目はらんらんと輝く一方、機械音痴の安斎は途中から遠い目をしておりました。

続いて脱穀機談義。
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さらには発電機談義。
どうも勇さんにとって、ここはディズニーランドのような存在のようです。

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加えて、筒井さんは野菜だけでなく雑穀や豆類の栽培もしているそうで、柳井さんご夫妻とも熱心に中条での栽培のコツなどを質問していました。

筒井さんは中条に移住して約20年の元警察官。出身は長野県の下伊那地方です。
現役の警察官時代から、古い機械、特にバイクや自動車などを収集してきました。
中でも発動機に詳しく、「NAGANO発動機遺産保存研究会」の事務局を務めています。
機械修理の腕前は地元に知れ渡っているようで、「部品がなくなっちゃったような農機具も持ち込まれて来る」のだそう。

柳井さんが必要とするバインダーやトラクターは手持ちがありませんでしたが、「壊れて、使わないようなものなら、この辺にはたくさんあるはずだよ」とのこと。

よーし、それでは、近いうちに壊れた農機具探しに出かけてみることにします。

と、農機具探しはほんの一歩の前進といったところでしたが、まったく予想をしていなかった方向への一歩が用意されていました。

現在、筒井さんがメンバーのとりまとめをしている、「なかちゃん」という中条地区の生活支援グループがあります。
地域のお年寄りが自分でできなくなってしまった畑仕事や草刈り、住宅の補修などの仕事を、地域の人たちが請け負うという団体です。
お互いに遠慮が出ないようにと、参加者にはきちんと時給が支払われます。
そんなグループに、筒井さんが柳井さんを誘ってくださいました。
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「まずは地域に溶け込むことだよ」と筒井さん。
何もないところに溶け込むのは大変ですが、でもこうして仕事というきっかけがあれば、意識せずとも交流が生まれそうです。

なんだか色々と希望が膨らむ筒井さん宅訪問となりました。
「なかちゃん」の活動についてはまたレポートしたいと思います。

しかし、長野は色んな人がいるなあと、あらためて実感。
ナガラボやってても、知らない人は山ほどいます。
この企画のおかげでまた新しい長野に触れているような気がします。

追記
日本の古い自動車についてテレビでコメンテーターを務めていたことなど、筒井さんのエピソードは枚挙にいとまがないため、本文ではだいぶ割愛したのですが、帰ってから筒井さんの名前をインターネットで検索してみたら、山葡萄のカゴの作り手として紹介されている記事がたくさん出てきて、またびっくり。ネタが多すぎます。

求人ニーズを掘り起こせ!(就職活動第一歩)

2015年10月26日 | 記事カテゴリ:中西さんの移住記録 |

既に生活が始まっている柳井さんのサポートにかまけていて、中西さんのサポートが遅れぎみです。
反省。
こちらも張り切っていきますよ!

まずは仕事ですよね。
中西さんは「幅広い選択肢から選んでいきたい」とのことですから、情報は多ければ多いほどいいはず。
安斎のコネに当たる前に、まずは可能性を広げていきましょう。

ということで、お邪魔したのは、長野市を拠点に県内企業の人材採用支援を行っている株式会社カシヨキャリア開発センター様。

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(左=株式会社カシヨキャリア開発センター・小金澤衛さん、右=親会社のカシヨ株式会社取締役・青木賢一さん)


小規模ながら地元密着型のエージェントを最初に訪れたのには理由があります。
もう6年も前のことですが、私自身が名古屋から長野に戻ってくる際、東京本社の大手転職エージェントと大手転職サイトに登録してみたものの、希望するような紹介や情報がほとんどなくて困ったという経験があるからです。

しかし、実際に戻ってきて感じたのは、「いい人がいたら、ほしい」という「隠れ求人」がかなり多いということ。
中小企業には、求人票を書けるようなカッチリとした求人以外にも、「こんな人がいたらいいな」というボンヤリしたニーズも多々あるはず。

そんな私見をぶつけると、小金澤さんはこう話してくれました。

「求人情報として表に出ているもののほかにも、潜在的な求人ニーズはたくさんあります。地元の企業に接点が多い私たちにとって、そうしたニーズを掘り起こすのも仕事のひとつです」

なるほど。
幅広い企業の採用窓口とお付き合いがある小金澤さんは、ひとりの求職者の経歴を見たとたん、求人が出ていなかったとしても「お!あの会社に必要そうな人だな」と想像するそうです。
そして、その求職者を紹介(この時点ではまだ匿名)、さらに踏み込んで提案することで、潜在化していた求人ニーズが「顕在化した求人」になるとのこと。

じゃあきっとありますよね、中西さんを必要としている隠れ求人。
というわけで、早速、履歴書と経歴書を同社に登録することにしました。
そして、中西さんが長野にいらっしゃるタイミングで面談も受け、希望を摺り合わせます。

ネットで求人情報を探して、「いい仕事ないなあ」とため息をついているあなた!
あなたが見ているのは、世の中のほんの一部ですよ!(たぶん)

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(↑同社が学生とともに企画、制作している「CAREER CAMPUS」。冊子は新卒向けですが、こうした幅広い活動によって企業の採用担当との接点が広く深く保たれています)

コネありませんでしたけど、囲炉裏の灰ゲット!の巻

2015年10月22日 | 記事カテゴリ:柳井さんの移住記録 |

「コネあります」をキャッチコピーにこの企画を始めた安斎、実は、柳井さんが居を構えた長野市中条地区に取材や営業で行ったことがありません...。

しかし、それでもどうにかなるのが長野市という街のいいところだと思っています。
街のサイズがちょうどいいから、「こんな人に会いたい」と強く願えば、何とかなるんです。
狭すぎると「そんな人いない」となってしまうし、広すぎると「どうすればいいのか」となってしまう。
でも、長野市は狭すぎず広すぎずなので、縁が繋がります。
そして、基本的に世話好きが多い。
だから、会いたいと言う気持ちを見せていれば、縁はどんどん繋がっていくのです。


昨日、あらためて柳井さん宅にお邪魔し、お話を伺ううち、喫緊の課題は囲炉裏の修復だと判断しました。
下写真のようにだいぶ傷んでしまっています。
寒さは待ったなしでやってきます。

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「灰もないんだよねー。炭焼き農家さんとかいないですかね」と柳井さん。

囲炉裏修復のアドバイスをしてくれそうな人はたくさんいるので、だれにお願いするか迷ってしまいますが、灰を調達できるところは知りません。
そこで、まずは炭焼きをしている人を探します。

出来れば地元の人との縁をつくっていきたいので、可能な限り地元・長野市中条から情報収集はスタート。
中条地区住民自治協議会の小林久男事務局長を訪ねました。
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すると、さらっと近くで炭焼きをしている方を紹介してもらえました。
すいません、苦労がなくて。
でも、これが田舎のいいところ。


しかし、ここから苦労するのが田舎です。
スマホに住所を入れても、グーグルマップが差す先に目印はなし。
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どんどん心細くなりながらも山の奥へ奥へ進むと...、
いらっしゃいました!"去年まで"炭焼きをしていた小林さん。

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安斎「灰って一体いくらぐらいで譲っていただけるものなんでしょう?」
小林さん「灰なんて値段ないわ。持ってっていいよ」
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やったー!

小林さんは去年までで炭焼きをやめてしまったので、手持ちがなくなったら新たな調達先を確保しなければいけませんが、
は言え、とりあえず灰、確保です!

コンシェルジュ活動第一歩です!(小さい)

ちなみに、住民自治協議会の小林事務局長からは、次の課題である農機具の伝手まで教えていただきました。
明日、お邪魔してきます。
(地元にこんな人いませんか?と尋ねるとすらすらと連絡先が出てくる。
小林事務局長の携帯電話には中条のすべてが入っているのではないかしら)
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長野市移住・定住相談デスク、通常営業中です。

2015年10月22日 | 記事カテゴリ:当選者決定までの記録 |

連日、各方面への協力要請に走り回っているナガラボ・安斎です。
人の縁が次々と繋がっていくのを目の当たりにするってのは、なんだか楽しいですね。
そのようすをレポートすることで、少しでも長野市の魅力を伝えていければと考えています(はい、早く書きます)。


さて、当選者発表にあたって、本プロジェクトに関して誤解される方がいらっしゃるかもしれませんので、補足説明いたします。

このブログでレポートしているコンシェルジュプロジェクトは2組様限定ですが、移住・定住相談デスクはこれまでどおり、移住を検討されている方々からのお問い合わせをお待ちしています。

ナガラボとのコラボによる、「サポートする代わりにレポートもさせてね」という企画の当選者が決まっただけのことで、移住・定住相談デスクは永久に(かどうかはわかりませんが当面は)不滅です。

1組様限定長野市移住コンシェルジュプロジェクトにお申し込みいただき、残念ながら選に漏れた皆さま、そしてお申し込みをご検討されていた皆さま。
どうぞ、お気軽に移住に関するご相談をお寄せください。
そして、そのもようがこのブログでレポートされることはございませんので、ご安心ください(笑)。
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