求人ニーズを掘り起こせ!(就職活動第一歩)
2015年10月26日 | 活動内容:中西さんの移住記録 |
既に生活が始まっている柳井さんのサポートにかまけていて、中西さんのサポートが遅れぎみです。
反省。
こちらも張り切っていきますよ!
まずは仕事ですよね。
中西さんは「幅広い選択肢から選んでいきたい」とのことですから、情報は多ければ多いほどいいはず。
安斎のコネに当たる前に、まずは可能性を広げていきましょう。
ということで、お邪魔したのは、長野市を拠点に県内企業の人材採用支援を行っている株式会社カシヨキャリア開発センター様。
(左=株式会社カシヨキャリア開発センター・小金澤衛さん、右=親会社のカシヨ株式会社取締役・青木賢一さん)
小規模ながら地元密着型のエージェントを最初に訪れたのには理由があります。
もう6年も前のことですが、私自身が名古屋から長野に戻ってくる際、東京本社の大手転職エージェントと大手転職サイトに登録してみたものの、希望するような紹介や情報がほとんどなくて困ったという経験があるからです。
しかし、実際に戻ってきて感じたのは、「いい人がいたら、ほしい」という「隠れ求人」がかなり多いということ。
中小企業には、求人票を書けるようなカッチリとした求人以外にも、「こんな人がいたらいいな」というボンヤリしたニーズも多々あるはず。
そんな私見をぶつけると、小金澤さんはこう話してくれました。
「求人情報として表に出ているもののほかにも、潜在的な求人ニーズはたくさんあります。地元の企業に接点が多い私たちにとって、そうしたニーズを掘り起こすのも仕事のひとつです」
なるほど。
幅広い企業の採用窓口とお付き合いがある小金澤さんは、ひとりの求職者の経歴を見たとたん、求人が出ていなかったとしても「お!あの会社に必要そうな人だな」と想像するそうです。
そして、その求職者を紹介(この時点ではまだ匿名)、さらに踏み込んで提案することで、潜在化していた求人ニーズが「顕在化した求人」になるとのこと。
じゃあきっとありますよね、中西さんを必要としている隠れ求人。
というわけで、早速、履歴書と経歴書を同社に登録することにしました。
そして、中西さんが長野にいらっしゃるタイミングで面談も受け、希望を摺り合わせます。
ネットで求人情報を探して、「いい仕事ないなあ」とため息をついているあなた!
あなたが見ているのは、世の中のほんの一部ですよ!(たぶん)
(↑同社が学生とともに企画、制作している「CAREER CAMPUS」。冊子は新卒向けですが、こうした幅広い活動によって企業の採用担当との接点が広く深く保たれています)