コネありませんでしたけど、囲炉裏の灰ゲット!の巻
2015年10月22日 | 記事カテゴリ:柳井さんの移住記録 |
「コネあります」をキャッチコピーにこの企画を始めた安斎、実は、柳井さんが居を構えた長野市中条地区に取材や営業で行ったことがありません...。
しかし、それでもどうにかなるのが長野市という街のいいところだと思っています。
街のサイズがちょうどいいから、「こんな人に会いたい」と強く願えば、何とかなるんです。
狭すぎると「そんな人いない」となってしまうし、広すぎると「どうすればいいのか」となってしまう。
でも、長野市は狭すぎず広すぎずなので、縁が繋がります。
そして、基本的に世話好きが多い。
だから、会いたいと言う気持ちを見せていれば、縁はどんどん繋がっていくのです。
昨日、あらためて柳井さん宅にお邪魔し、お話を伺ううち、喫緊の課題は囲炉裏の修復だと判断しました。
下写真のようにだいぶ傷んでしまっています。
寒さは待ったなしでやってきます。
「灰もないんだよねー。炭焼き農家さんとかいないですかね」と柳井さん。
囲炉裏修復のアドバイスをしてくれそうな人はたくさんいるので、だれにお願いするか迷ってしまいますが、灰を調達できるところは知りません。
そこで、まずは炭焼きをしている人を探します。
出来れば地元の人との縁をつくっていきたいので、可能な限り地元・長野市中条から情報収集はスタート。
中条地区住民自治協議会の小林久男事務局長を訪ねました。
すると、さらっと近くで炭焼きをしている方を紹介してもらえました。
すいません、苦労がなくて。
でも、これが田舎のいいところ。
しかし、ここから苦労するのが田舎です。
スマホに住所を入れても、グーグルマップが差す先に目印はなし。
どんどん心細くなりながらも山の奥へ奥へ進むと...、
いらっしゃいました!"去年まで"炭焼きをしていた小林さん。
安斎「灰って一体いくらぐらいで譲っていただけるものなんでしょう?」
小林さん「灰なんて値段ないわ。持ってっていいよ」
やったー!
小林さんは去年までで炭焼きをやめてしまったので、手持ちがなくなったら新たな調達先を確保しなければいけませんが、とは言え、とりあえず灰、確保です!
コンシェルジュ活動第一歩です!(小さい)
ちなみに、住民自治協議会の小林事務局長からは、次の課題である農機具の伝手まで教えていただきました。
明日、お邪魔してきます。
(地元にこんな人いませんか?と尋ねるとすらすらと連絡先が出てくる。
小林事務局長の携帯電話には中条のすべてが入っているのではないかしら)