わたしたちも、長野市大好き
- 鬼無里
- 鬼女紅葉伝説
プロフィール
天暦10年(西暦956年)9月、京の都から水無瀬(鬼無里)に配流された紅葉という美しく高貴な女性がいました。里長はなにかと京を懐かしむ紅葉の心を察してこの地に加茂川、東京、西京、高尾、二条、四条などいずれも平安の都から名をとった地名をおき、紅葉をなぐさめました。しかし、都への思いは消えず、再度上京しようと決心したのでした。このうわさは京の都に伝わり、うわさに尾ひれがついて鬼女が都へ攻めてくると伝えられ、朝廷は平維茂に鬼女討伐を命ぜられました。
荒倉山を血に染めたすさまじい戦いののち、都をこがれながら紅葉はついに降魔の剣にたおれたのです。安和二年(西暦969年)10月25日紅葉33歳の短い生涯を終えたのです。
それまで水無瀬と称していたこの地は、以来鬼の無い里、「鬼無里」と呼ばれるようになったと言い伝えられています。
長野市の皆様へメッセージ
「鬼無里」という地名が生まれた鬼女紅葉伝説の里を訪ねてみませんか
鬼女紅葉の守護仏地蔵尊が祀られている松巌寺や春日神社や加茂神社、東京(ひがしきょう)・西京(にしきょう)など、京の都をしのばせるその美しいひびきに魅かれ巡れば名勝古刹が、語りかけます。
- 関連情報(リンク先ホームページのURL)
- 信州鬼無里 http://www.odeyarekinasa.jp/