篠ノ井地区 信州なでしこ隊・寺子屋ダンディ
きっかけは、「前へ向かってがんばっている人もいれば、すっかりへこんでしまって、うつ病になってしまったり、そういう人たちを応援するために、何か形にできれば」という柳原さんの想いが込められています。
災害が起きた2019年10月末に心臓の手術で入院することになった柳原さんは、それまでに見聞きした被害の様子や、いろいろな人たちの体験談を集め、入院中に原稿を書き溜めました。
しかしようやく、台本が完成し、いざやろうと思った時には、コロナ禍となり、思うような活動ができなかったと振り返ります。また、自粛期間中には、自ら作った詩「忘れない あの日 あの時」に曲を付けようと、知り合いの音楽の先生に作曲を依頼。朗読劇の挿入歌として、皆で歌える歌が完成しました。
メンバーのほとんどが70歳以上のシニアで構成される信州なでしこ隊と寺小屋ダンディ。
“この年になると勉強する機会ってなかなかないけれど、この活動を通して皆で意見を出し合ったり、発表したり、何より皆さんが楽しみながらやっているのが、本当にうれしい”と語る柳原さん。歌の最後はこう締めくくられています。
♪ 忘れない 忘れない 助けられたこの命
ありがとう ありがとう 応援してくれる みんなに感謝
これからの道 心折らずに 進もう 進む 進むんだ
みんなの思い 力にして
なでしこフォーラムでの朗読劇
忘れないあの日合唱(歌手雅さんと)
住所 | 長野市篠ノ井御幣川281-1(篠ノ井地区住民自治協議会) |
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TEL | TEL:026-285-0228 |