若穂地区住民自治協議会・自主防災会連絡協議会
整備された畑で小麦の種まき
若穂地区には代表区長や自冶区長で組織する自主防災会連絡協議会があり、被害状況の把握と対応、避難所の開設、避難及び呼び掛け等に対応しました。今回の被災を通して、(1)日常的なコミュニティづくりの重要性(2)災害危険情報のタイムリーな情報発信体制、(3)避難所のさらなる確保と運営ノウハウの確立が課題として浮き彫りになり、それらを踏まえて新たな災害情報連絡網の作成や訓練、避難所の増設など防災対策の見直しを図りました。今後は更に体制強化に取り組む計画です。
若穂地区防災研修会
また、長野市の復興支援金を活用し、地区の被害状況、復旧活動の記録を写真入りでまとめ、今後の防災対策と課題を示した『若穂地区災害復旧記録集』を制作。初版350部を各区長・防災指導員他関係者に配布しました。自主防災会連絡協議会では、この記録集を通して、“災害を風化させずに後世に伝え、地域コミュニティの育成と住民の防災意識の向上に役立ててもらいたい、と増刷を決定。希望者への限定販売も行っています。
住所 | 長野市若穂綿内7827 |
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TEL | 026-282-4621 |