審査員

特別審査員 紫牟田 伸子 ㈱Future Research Institute
代表取締役社長
経歴・実績

編集家/プロジェクトエディター/デザインプロデューサー。美術出版社、日本デザインセンターを経て、2011年に個人事務所設立。「ものごとの編集」を軸に企業や社会・地域に適切に作用するデザインを目指し、地域や企業の商品開発、ブランディング、コミュニケーション戦略などに携わる。2017年、株式会社Future Research Institute設立。代表取締役社長。
主な著書に『シビックプライド:都市のコミュニケーションをデザインする』『シビックプライド2:都市と市民のかかわりをデザインする』(共同監修/宣伝会議/2008、2015)、『編集学:つなげる思考・発見の技法』(単著/幻冬舎/2014)『シビックエコノミー:私たちが小さな経済を生み出す方法』(編著/フィルムアート社/2016)など。多摩美術大学、武蔵野美術大学、桑沢デザイン研究所、名古屋芸術大学、女子美術大学非常勤講師。

長野市との関わり

旅行とか講演とかでうかがっています。

応募者へメッセージ

未来はいま、何を私たちが選ぶかにかかっています。未来に残したいもの、これから未来のために選んでいきたいもの、そういう選択が私たちの未来をつくることになります。

アンバサダー審査員 西村 菜那子 長野市出身 アイドル NGT48 メンバー
特技・趣味

特技:クラシックバレエ、箱根駅伝歴代優勝校を全て言える
趣味:陸上観戦(駅伝、トラック競技)、サッカー観戦

長野市との関わり

2021年4月「長野市城山動物園 開園60周年記念 親善大使」に、NGT48の長野県出身メンバーとともに就任。
長野市で上演された舞台にも出演経験あり。

応募者へメッセージ

生まれ育った長野市は、離れて生活していても心の寄りどころであり大切な場所です。時代に即し進化しつづけながらも、善光寺や岩戸伝説が伝わる戸隠など歴史ある観光資源も豊かで、まさに“温故知新”を体現している誇らしいふるさとでもあります。クリエイターのみなさんが生み出したデザインや作品をタイムマシーンにして、長野市の未来をのぞけるかと思うと、今からとても楽しみでワクワクしています!

岡 正子 学校法人岡学園
トータルデザインアカデミー 校長
㈱エコマコ 代表(デザイナー)
経歴・実績

1998年 長野冬季オリンピック文化プログラム「Fashion for the Earth」ファッションショープロデュース
2003年 長野県信濃美術館ファッション展「あなたは何に包まれたい?」開催
2005年 日本国際博覧会(愛・地球博)にエコデザイナーとして選出され参加
2012年 スティービーアワード・国際ビジネス大賞受賞

長野市との関わり

長野県出身 岡学園としてデザインにおける包括連携を長野県(2016年)及び長野県商工会議所連合会、長野県商工会連合会(2018年)、長野市(2021年)と結び、学生たちの参観学連携プロジェクトを数々手がける(127件)
2014年 高校生のための「NAGANOデザインフェスタ」立ち上げ
2021年 長野県立美術館にて若者たちの作品160点を展示する「My SDGs展」開催

応募者へメッセージ

「超」創造都市“NAGANO”に向けての第一歩!!をあなたの手から生み出してください。

小林 勝彦 長野県デザイン振興協会 監事 学校法人クリエイティブA 理事長・
長野美術専門学校 校長
クリエイティブファクト株式会社 代表取締役
経歴・実績

1953年生まれ。長野県上水内郡牟礼村出身。
1976年に多摩美術大学美術学部デザイン科卒業。同年、日本デザインセンター入社。主にトヨタ自動車の国内宣伝部門、海外宣伝部門のグラフィックデザイン、アートディレクションを担当。1985年、長野美術専門学校入職。1996年より長野市内にデザイン・ウィズミーの設立を経て、クリエイティブファクトを設立。2021年、教育功労者として長野県知事表彰を受ける。

長野市との関わり

<個人の関わり>

  • 長野市電気自動車シンボルマーク公募審査員(2010年)
  • 戸隠観光協会マスコットキャラクター公募審査員(2012年頃)
  • 長野市芸術館ロゴマーク選定委員(2014年)

<長野美術専門学校の関わり(例年)>

  • 信州ハンドクラフトフェスタ 審査員派遣
  • 長野デザインウィーク善光寺表参道イルミネーション
    オリジナルグッズデザイン、ノベルティバッグデザイン、PRツールデザイン
  • 長野赤十字病院ふれあい祭り・長野赤十字看護専門学校看文祭 ポスター、チラシ表紙デザイン
  • 善光寺表参道夏祭りでのイベント企画・催行 など
応募者へメッセージ

街にとって良いこととはなにかを、既成概念にとらわれず閃かせ見せて下さい。それは、これからの長野市が持つべき理念が映し出された姿になるはずです。

小山 奈々子 クリエイティブディレクター/Lucy+K 代表
経歴・実績

長野県長野市出身。
2006年、株式会社ルーシーケイ(Lucy+K)設立。
人や地域とのつながりを大切に、アートやデザイン・音楽を通してより豊かな世界を目指し活動している。ブランドや店舗・展覧会などの企画、コンセプトメイキングを数多く手がける。主な仕事に酒蔵八海山が運営する発酵食のブランド「千年こうじや」「魚沼の里」の立ち上げ。アコースティックデュオ「羊毛とおはな」マネージメント。インド古典舞踊家小野雅子舞台『Border Line in TOKYO』企画など。
2005年に世田谷区で開催した『ただのいぬ。展』をきっかけに動物福祉の啓発活動をスタートし、以後「&PETS PROJECT」「いっしょに逃げてもいいのかな?展」などライフワークとして継続。著書に『ただのいぬ。』、『ジジの合鍵』など。

長野市との関わり

主に長野市中条地区で、自治体と共に移住者を募る「味噌づくりバスツアー」、住民が主役の「まめったいフェスティバル」などを開催しながら里山の魅力を発信中。2019年 『まめったい暮らし』写真集を発売し朝陽館にて写真展/中条第六区の写真集ができるまでの活動を密着された『まめったい』(長野放送)がFNNドキュメンタリー大賞ノミネート。
2019年 長野市芸術館主催 西村まさひこプロデュースのシニア劇団に演出助手で参加。

応募者へメッセージ

これからの時代に重要な自然との共存と多様性。里山の知恵や食文化など多くの魅力を持つ長野市には、未来を生きるヒントがたくさんありそうです。思いやりとユーモアに溢れ、老若男女、世界に開かれた新たなアイディアを楽しみにしています。

天宅 正 tentai.design 代表 デザイナー・アートディレクター
経歴・実績

1978年兵庫県生まれ。東京藝術大学デザイン科卒業。同大学院デザイン科修了。2005−16年(株)ドラフト。桑沢デザイン研究所 非常勤講師。2017-19年神戸市クリエイティブディレクター。主な仕事にD-BROS「KUDAMEMO」、銀座ミツバチ「ginpachi」「銀座imogine!」、デザイン振興会「GOOD DESIGN AWARD 2020 YEAR BOOK」ほか。JAGDA新人賞、東京ADC賞など受賞。

長野市との関わり

長野市善光寺平にある西飯田酒造店と東京の銀座ミツバチプロジェクトがコラボした商品「積善GINZA」のラベルデザイン、販促物のデザインを2017年〜2019年担当

応募者へメッセージ

一つの地域の未来を描くことは、地球の未来を描くことに繋がっていると思います。すでに長野市とご縁のある方はもちろんですが、このアワードをきっかけに長野市とご縁を持たれる方も含めた多くの方々の自由なアイデアをお待ちしております。

室賀 栄助 ㈱八幡屋礒五郎 代表取締役社長
根元八幡屋礒五郎 九代目
経歴・実績

元文元年の創業の七味唐辛子製造メーカーの九代目として生まれる。変化を嫌う社風に疑問を感じ、伝統的な商品や長年蓄積されたデザイン資産を再生し、品質改善を行い、商品政策を見直して、家業から企業へ転身させる。

長野市との関わり

長野市生まれ、20代後半から長野青年会議所に所属

応募者へメッセージ

長野市の差別化を図るための斬新なアイデアを期待します。

築山 秀夫 長野県立大学グローバルマネジメント学部 教授 長野県地方自治研究センター 「人口減少社会における自治のあり方」
プロジェクトリーダー
経歴・実績

中央大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得後退学、長野県短期大学教授を経て現職。専門は、地域社会学。所属学会は、地域社会学会、日本村落研究学会、日本都市社会学会、日本社会学会等。専門社会調査士。「地域社会学」、「社会調査論」、「社会学」、「コミュニティデザイン概論」他担当。「リノベーションまちづくり」、「人口減少時代における地域自治」、「小規模自治体の持続可能性」等をテーマに研究してます。専門としている社会学は、予見するために見る学問。将来を予測するために、目の前の社会構造をとらえるのが仕事です。現状を知らずに、予測することは不可能で、現状を知るための方法が、社会調査です。社会を動かすエンジンの一つが芸術。映画が趣味で、2020年9月にNHK「歴史ヒストリア」に出演し、小津監督について解説しました。映画のコラムを毎月執筆し、現在210号です。

長野市との関わり

出身は、滋賀県長浜市(黒壁のまちづくりで有名)。大学・大学院・非常勤講師時代は東京に15年、そして、長野市に住んで20年超。長野市男女共同参画懇話会委員として、長野市男女共同参画推進条例策定に関わった。その後、長野市男女共同参画審議会委員、長野市男女共同参画セミナー講師等。長野市都市計画マスタープラン改定専門部会委員として、長野市の都市マスに関わり、長野市の20年間の構想に関わる。長野市都市再生整備計画評価委員を長年担当。一方で、学生たちと一緒に、長野市のリノベーションまちづくりを10年以上調査しています。

応募者へメッセージ

日本の若者も、日本人も、未来を語ることが今、一番難しくなっています。全世界で最初に直面している人口減少・高齢化(その原因としての非婚化、非正規雇用化)、先進国で唯一経験している賃金低下、民主主義の空洞化、気候変動への対応不備など、日本社会の現状は、ネガティブな内容ばかりです。この状況は、長野市も例外ではありません。これらを与件として、なお、希望を持てる豊かな未来をみなさんに提案して頂き、一緒になって考えていきたいです。

轟 久志 長野アートディレクターズクラブ 会員 ㈱トドロキデザイン 代表取締役 アートディレクター・グラフィックデザイナー
経歴・実績

1973年長野市生まれ。2004年にトドロキデザインを設立。グラフィックデザインを中心に、企業や地域などのブランディング、プロモーション等を手掛ける。特に農業分野での活動が多く、地元農家と共に地域を巻き込んだイベントや新商品を企画し、地域活性にもつなげている。主な活動に「田んぼギャラリー」の企画・空間プロデュース、「金紋錦サミット」、「あづみのコミューン チロル」のアートディレクションなど。
長野県デザイン振興協会 理事 / 日本グラフィックデザイン協会 会員

長野市との関わり

生まれも育ちも長野市です。市内でデザイン会社を経営する傍ら、デザインを活かした農業ビジネスも進めています。

応募者へメッセージ

近年、地域の個性がなくなってきているような気がします。世の中がどんどん統一化、平均化されていく中で、もう一度地域を見直し未来の理想的なカタチを表現していただきたいと思います。