古里住民自治協議会
被災から2年の節目に、災害を振り返り、被災地の今を伝えるとともに、復興を支援しようと、復興祈念事業を実施。11月20日に古里市民センター多目的ホールで『2021 がんばろう古里!復興支援コンサート』を開催しました。
第一部は、長野市芸術館の協力による『お届け芸術館』として、長野県在住のプロの演奏家2組4名が出演し、歌とピアノ、箏などによる演奏を11曲披露。アンコールとして、この地域にふさわしい「ふるさと」が演奏されると、会場は皆の"心の歌”が響くような一体感に包まれました。第二部は、地元のコーラスグループ「ふるさとハーモニー」による合唱。約20名の会員がマスクを着用しながらも素敵なハーモニーを披露。参加者からは、「コロナ禍で発表する機会がなかったので、皆さんの前で歌えてよかった」と喜びの声が聞かれました。
当日は、学習室にて、復興写真パネル展『被災地の今』を同時開催。参加した約100名の住民にとっては、美しい音楽に心を癒されるとともに、災害の記憶をたどり、2年の歳月に想いを馳せる機会となりました。
宮下富雄事務局長は、「コロナ禍での開催には、さまざまなハードルがありましたが、事前予約性で人数を制限し、感染防止対策を行った上で無事開催することができました。今後も、いつ発生するかわからない災害に対し、的確な対応ができるよう、日頃の備えの重要性を伝えていきたい」と話しました。
住所 | 長野市金箱635-16 |
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TEL | TEL:026-295-9755 |