長野市での被害状況をわかりやすく
イラストと数字でご紹介いたします。
令和元年度に発生した台風19号による大雨で、長沼・豊野・古里・篠ノ井・松代・若穂の6つの地域で甚大な浸水被害が起こりました。6つの地域の浸水範囲は2019年10月18日の時点で合計1541ヘクタールに上り、これは東京ドームで数えると320個以上にも及ぶ広さになります。
長野市内での被災世帯数(り災証明書交付件数)は、2020年2月29日の時点で合計3878世帯に上りました。
篠ノ井・松代など市南部では「床上1メートル未満の半壊」と「床下浸水などの一部損壊」が多いとされており、「床上1メートル以上・1.8メートル未満の大規模半壊」は、千曲川の堤防決壊現場に近い長沼・豊野地区など市東北部に多いとされています。全壊の1034世帯はその全てが市東北部であり、千曲川堤防決壊を中心に甚大な被害が出ていることがわかります。
長野市の台風19号災害による被害の総額は、令和2年3月19日の時点で1108億9000万円。住宅被害額の82億7000万円を除くと1026億2000万円で、県の総額2714億8800万円(住宅被害額を含まない)と比べると、長野市だけで全体の約3割以上の被害額が出ています。
(令和2年3月16日時点)
長野市では台風19号災害の後、義援金が2億7675万5160円集まりました。
多くの皆様にご支援いただき、誠にありがとうございます。
皆さまから長野市へお寄せいただいた義援金は、協議の上長野市の被災者の方々にお届けします。
これからも長野市へのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。