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「昔の建物はバランスがよくてかわいいものが多いよね。でも、昭和40年代以降は日本らしさや地域特性があまり考えられていない建物が増えた。だから、日本の気候に合った家づくりから松代のまちを守っていきたいね」

 そう話すのは、松代に根ざし40周年を迎える「HUCOS(ヒューコス)協同建設株式会社」二代目代表の斉藤洋一さん。めざすのは、代々受け継がれる家だ。

 「どんどん壊されるようなバラバラな家が建つ街並みより、統一感があるまちのほうが住みたくなるじゃん。設計側がきちんと考えたものはお客さんに伝わるし、腰を据えて考えていけばいいものはできる。そういうものを提案していきたいな」

 そんな斉藤さんのもうひとつの顔が「budda69」という名で活動するDJだ。松代では「マツシロゲットーサカバ」というイベントを開催。1年目は町内のライブハウス「ブレイス」で定期開催し、現在はキャンプ場や千曲市戸倉などで巡業開催している。この企画は、かつて開催されていた「松代若者会議」の参加者から生まれたもの。楽しいまちづくりを目的に松代の若者が話し合いを重ねてきた会議で、そこから音楽好きが集まった。

 「松代にはいくつも団体があって、私も若手経営者による商工会議所青年部に所属しているけど、『松代若者会議』は会社員や主婦など誰でも意見交換ができるのがよかったね。いろいろと試行錯誤をして、まちを変えるのは簡単ではないとわかったけど、まずは自分がまちの暮らしを楽しめれば、ついてきてくれる人もいるんじゃないかな。だから、まちを音楽で盛り上げることはこれからもやっていきたいね」


「HUCOS」とはHuman Construction Systemの略。新築の設計・施工はもとより、リノベーションも積極的に取り組み、人と暮らしを考える家づくりを大切にしている。斉藤さん自身の住まいも築130年の古民家を改修したもので、雑誌『warp MAGAZINE』や『男の隠れ家』で紹介された。

profile

松代出身。高校卒業後、建築系の学校に進学。卒業後は木造住宅メーカーで5年間勤務し、2002年に家業へ。2012年に父から引き継いで代表取締役に就任。DJ活動は2004年頃に始め、市内のさまざまなクラブでイベントも開催。ジャンルレスで新旧問わず選曲する。リノベーションした自宅の土蔵にはDJブースも完備。

 

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