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No.183

平賀

敏明さん

信州ガレット振興会事務局長

信州の具材とそば農家を活かす!

文・写真 Yuuki Niitsu

信州の新名物

「信州の名物と言えばやはり、そばなんですよ。そのそばをお皿にして地元の食材を使った食べものが、信州ガレット。これを、信州の新名物にしたいと思っています」

お話を伺ったのは、信州ガレット振興会事務局長の平賀敏明さんです。平賀さんは、そば粉や小麦粉を製造・販売する『日穀製粉』の取締役業務本部長という立場でもあり、そばに関わる人間として、日頃から、そばを利用した新名物を作りたいと考えていました。

「信州そばといいながらも、信州では農業としてそばを作る人や場所が少なくなっているんですよ。補助金が少ないことも起因しています。だから、なんとかしなきゃと考えていたんです」

そんな時に、信州・長野県観光協会や長野商工会議所から、賛同する声が上がります。

「観光客はそばをお昼には食べますが、朝や夜にはあまり食べないんです。そこで、そばを使って気軽に食べられるものとして考えた時に、そば粉を使ったガレットが頭に浮かびました。しかも、今、東京で大人気なんですよ。ガレットなら、そばを使い、さらには信州の豊富な食材をくまなく利用できる。これしかないと思いましたね」

こうして、平賀さんを中心に2013年9月27日に、信州ガレット振興会が立ち上がります。

2014年11月には、サンクゼール・ワイナリーにおいてワインと共にPRした

10名で全県を走り回った3か月

振興会が立ち上がると、ブランドマークの選定、フェイスブックページやパンフレットの作成から始まり、県内の様々なイベントでも信州ガレットをPRしてきました。
そんななかで、観光客にPRするために、信州でガレットを食べられるお店を紹介するマップを作ろうという考えが出ます。

「観光客はお店を見つけるために、そんなに時間を割きたくないという人がほとんどです。なので、予約なしですぐに提供できる県内のお店を掲載することにしたんです。そこが重要でしたし、非常に大変でした」

信州ガレットマップの作成が決まったのは、2014年9月。その後、平賀さん含め10名のスタッフが長野県内を東奔西走し、一軒一軒ガレットのお店を回ります。

「予約なしとなるとグッと店の数が減るんですよ。それに、そば粉は日穀製粉のを使わないといけないんじゃないかと思われたりで、賛同してもらえないお店もかなりありました。でも、我々は、純粋にそばを活かしたいだけなんです。だから、うちのそば粉を売るなんてしません。完全にボランティアでやっているんですよ。その考えを、誠意をもって伝えるだけでした」

そんな真摯な思いが伝わり、3か月かけて30近くの店舗に協力をもらい3000部の信州ガレットマップを作成しました。

「ひとまず、年内までの作成でしたので、一区切りつけましたが、まだまだ県内にはガレットのお店がたくさんあります」

新年早々には、北陸新幹線延伸に合わせて、沿線のお店を掲載した新しいマップを作成する予定だと平賀さんは話します。

飯田中央公園で信州ガレットを販売。予想以上に行列ができたという(写真提供:平賀さん)

ガレット、ジビエ、ワイン

信州ガレットを県内外でPRしていくために、振興会ではイベントに出展するためのレシピを作りました。

「イベント用に『信州deジビエガレット』、『信州deサーモンガレット』、『信州deリンゴガレット』の3つを作ったんですが、ジビエとりんごが非常に評判が良かったんです。特にジビエは、ガレットにすると変なクセがなくなるんです」

こうした反響を受けて、振興会ではガレットをジビエとりんごの2本立てでPRしていきます。同時に、平賀さんの中である構想が浮かびます。

「ジビエとガレットがこんなにウケるのなら、あとは信州ワインも融合して、3本立てで攻めていこうと考えたんです。昼はガレットのコンテストや勉強会をやって、夜はワインやガレットを楽しむイベント。これが出来れば、信州がまたひとつ盛り上がるはず」

洋々たるプロジェクトを掲げる平賀さんですが、そのためには若い力が不可欠だといいます。

長野市内でも予約なしで食べられる店舗は3店舗ほどあるという。信州の素材をふんだんに使っているのがわかる

「若者は柔軟な発想、それに発信力があります。だから全県の大学生に頼んで、地域の食材を使ったガレットを作ってもらい、ご当地ガレットコンテストをやったら面白いのではと考えています。御開帳が終わったあたりから、また全県を回りますよ」

エネルギッシュな平賀さんの野望は尽きません。そのパワーの源はどこからきているのかとの問いに平賀さんはスマートに答えてくれました。

「信州は食の宝庫。これは、信州人としての使命。そして、町おこしなんです」

信州のそば粉が、地元の食材を優しく包み込む信州ガレット。そのお店が、信州ガレットマップにひとつでも多く載るように、今日も平賀さんは走り続けます。

こちらは信州まつもとそばまつりにて。誰よりも笑顔100パーセントの平賀さん(中央前)が印象的である

(2015/01/30掲載)

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会える場所 信州ガレット振興会事務局
長野市南千歳1-16-2(日穀製粉株式会社内)
電話 026-228-4145
ホームページ https://www.facebook.com/shinshugalette.jp
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