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わくわく・共感できる長野の元気情報を配信します!

ナガラボはながのシティプロモーションの一環です

No.100

100号記念座談会 長野市役所担当者×ナガラボデ

 さん

 

長野市役所担当者×ナガラボデレクター×ナガラボ編集部

文・写真 Ryusuke Nagaoka

長野市の事業の一環として、2014年5月1日にスタートしたナガラボ。土・日、祝日お休みをいただきながら”だいたい日刊”のペースで情報を発信し、本日100号を迎えました。

これを記念して、長野市役所の担当者・轟貴彦さんと編集部4名が座談会を開き、ナガラボを監修する合同会社ch.の島田浩美さんが座長を務めました。

(敬称略)

島田
スタートして4か月半が経ちましたが、ナガラボが始まる前に期待していたことはどういうものだったのでしょう。


元々、シティプロモーションの取り組みの中で、長野市の魅力を見つけて発信していきたいというのがありました。でも、じゃあ魅力って何なのかは具体的に示せていませんでした。そういう中で、主に「人」を通して魅力を発信していくということで、「ナガラボ」を立ち上げることになりました。ナガラボには、他の媒体でもよく取り上げられているような方も出て来るし、皆さんの記事を通じて初めて知る方も出てくる。そういう意味でどんな人が取り上げられるのか毎回楽しみにしています。
当初、お願いしたときには、更新は週に2回くらいと思っていたのですが、毎日ですからね、よくやってくれているなぁと。知人からも「これはいいよ」とか、「こういうのを待っていたんだ」と言われます。

島田
編集部のみなさんはどんな理由でこの仕事に応募したんですか。

新津
面接みたいですね。長くなりますよ!

安斎
簡潔に!

新津
元々、芸人をやっていたこともあって、しゃべる仕事がやりたかったんです。メディアとかに出て街をPRするという仕事もあるって言われていたんで、それなら自分の武器を活かせると思ったんですけど、ふたを開けてみたら、メディアに出ることもなく。

全員
(苦笑)

新津
でも、これまで本格的な文章は書くことがなかったので、いい勉強になっていますね。文章の締めは自分らしく、たとえとか洒落を入れているんですけど、よく安斎さんに「このたとえ伝わらないよ」とか指摘されるんですよ。そうするとまた頭を捻ることになるんですけど。文章というのは表現するうえで、すべての基本だということを学びました。

宮入
私は、自分の知らない人たちに会えるかもしれないし、長野のいいところをあらためて知ることができるかもしれないと思って、ワクワクして応募しました。実際にこうして動いてみると、新しい出会いと発見があります。すごい仕事をさせてもらっているんだなぁと思いますね。

岩島
以前から取材をして書くという仕事をしてきたんですけど、ここまで人のことを深く突っ込んで取材をしたことはあまりなくって。飲食店を取材しても、聞くことは味のこととかで、その人にあまり踏み込めない寂しさを感じていました。今はガンガンその人のことを聞けるので、面白いです。やりたかった仕事を長野に来てやれるとは思ってなかったから嬉しいですね。

島田
人を掘り下げていくと見えてくる魅力ってありますか。

安斎
TIKU-の取材のときなんですけど。元々、格別にうまいとは思っていた店が、その味を出すためにどれだけ頑張って食材を調達しているかとか、店主の思いやストーリーを知ることができたんです。そうしたら、より一層「あそこは美味しい」って人に話したくなりました。読んだ人も同じ気持ちになってくれれば、魅力が伝播していくのかな、と。じっくり掘り下げて聞いてみないとなかなか生まれない感情だと思いますね。

島田
安斎さんのように、印象に残っている取材のエピソードはありますか?

岩島
ネットで探したりして実際に取材に行くと、予想を上回る魅力をもった人ばかりですね。大げさに言うと「生きててよかった」と思うくらい感動することも結構ありますよ。

宮入
皆さんに共通して思うのは、夢を持っているということ。元気ですよ。少年のように目を輝かせて話をしてくれるんです。

島田
みなさん、情報はどうやって集めていますか。

新津
インターネットとか図書館とか、いろいろですね。最近、増えてきたのは、取材させてもらった人から教えてもらうというパターン。ただ、5人の情報を教えてもらったけど、そのうち4人から取材を断られたということもありましたけどね。それは新聞でもあんまり載っていないような情報だったんで、これはスクープ取ったと思ったんですけどね…。

岩島
新津さんと同じで、取材した人に聞いてというのが増えてきましたね。この人もいいよってどんどん連絡をくれたりとか。

宮入
私は自分の知らない人のところに取材に行きたいなというのがありますね。その時どきのイベントとかで、誰がかかわっているんだろうと、ちょっと考えてみるとか。家で娘たちとも話をして、今学校とかで興味・関心があることを聞いて、そこにかかわっている人を探るとか。

安斎
僕は長野市で暮らした10年間の貯金をアウトプットしている感じです。元々、知っていたけど、じっくり話を聞いてみたいという人が多いです。

島田
取材しているときに、意識していることはありますか。

安斎
取材慣れしている人たちばかりじゃないので、決め台詞のようなものを持っていない人も多い。でも、思いを自分の言葉で表現してもらいたいので、じっくり時間はかけていますね。

新津
怒らせないようにする(笑)。そんなことも知らないのか!と言われないように、下調べをしていきますね。分かっていないことを聞き流してしまったときは、あとで困りましたね。

島田
轟さんにとって今まで印象に残った記事はありますか?


編集をされている皆さんを前に、甲乙つけてはいけないというのもありますけど、実際、文章がみんな個性的ですから、どれがというのは難しいですよね。あと取材先の傾向が違うので、誰が書いているかすぐ分かるようになりましたね、何となく。

新津
傾向は違いますね。確かに。

島田
特に取り上げてほしいネタはありますか。


長野市にはこんなに素敵な人がいるんだということを知ってもらいたいのはもちろんですが、長野市は暮らしやすいってところをアピールできればいいなぁと思っています。長野市に移り住んでいただきたいという思いもありますから、例えば、子育て・子育ちがしやすいといったネタをもっと取り上げていただくとか。うーん、色々考えると欲張りになっちゃいますけど。またゆっくり相談させてください。

島田
200号に向けての目標や希望をお聞きしたいです。

安斎
最近、「取材してもらうにはどうしたらいいですか」という問い合わせをちょくちょく受けるようになりました。8月の月間PVも5万を超えました。なので、来年にはサイト自身がお金を稼げるくらいの媒体にできたらいいですね。この事業は今のところ続くかどうか分からないですけど、そうすれば運営は続いていくと思うので。

新津
僕は何事も問題を起こさずに、有終の美を飾れれば。最後の記事は考えていますけどね、自分のことを書こうか、とか。

安斎
どんだけ自分のこと好きなんだ!

宮入
私は今まで以上に色々な分野で活躍されている人を見つけたいです。柔らかい目線で、長野市にはこんな人がいたんだって思えるような。魅力を感じるポイントって十人十色ですから。

岩島
ナガラボに載ったなんてすごいねっていう反応がもらえるようになりたいですね。そして、なるべく長く続けていきたい。そのためにも質を落とさないように頑張ります。

安斎
文章を長くしてよかったって思うのは、普通の人がロングインタビューを受けることってなかなかないじゃないですか。だから、書いてもらった人はすごく喜んでくれるわけですよ。そうすると、その人とその周りの人はナガラボのファンになってくれる。長い文章って大変だけど、長くしてよかったなぁと思いますね。

宮入
取材相手はもとより、その家族もすごく喜んでくれたときは、こちらもすごく嬉しかったですね。

島田
長野市の事業の一つとして取材に来るというだけで、自分の仕事や取り組みに誇りを持てると思うんですよね。行政の人が動けないところを、民間の人たちがうまく隙間に入っていって、協働になっていくといいですね。いい動きだと思います。


皆さん感性がよくて、自分たちが日頃気付かないことに触れていただいているので、助かっています。今後の展開を楽しみにしています。

島田
ありがとうございました。では200号に向けて頑張っていきましょう。

(2014/09/24掲載)

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