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ナガラボはながのシティプロモーションの一環です

No.26

城山公園

YAMACHO オーナー 兼平曜輔さんのマイ・フェイバリット・ナガノ

施設も充実! 市民が憩い集う公園

文・写真 合津幸

長野市で最も古い公園

善光寺さんに隣接する「城山公園」は、明治33(1900)年に大正天皇の御慶事記念のために開設された長野市で最も古い公園です。この公園には主に南側と北側2つのエリアがあります。

善光寺さんからアクセスすると、噴水や花時計のある南側のエリアが近く、県立信濃美術館や東山魁夷館もこちらのエリアにあります。そして、道路を挟んだ北側には、一面に芝生が広がる「ふれあい広場」や滑り台やブランコ等の遊具が据えられた「ちびっこ広場」、テニスコート等を有する北側のエリアがあります。

その北エリアのさらに奥(北)には、長野市城山動物園・長野市少年科学センター・城山市民プール(夏期のみ営業)と、充実した各種施設がまとまっています。

管理棟もある北側エリア。天気の良い日には、「ふれあい広場」でピクニックを楽しむグループや遊具で遊ぶ子どもたちの姿が見られる (写真提供:長野市)

何気ない日常と共に

「城山公園」という名を聞いて、春のお花見を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。園内に咲くソメイヨシノは約470本、夜桜も楽しめる名所として知られています。季節限定でオープンする花見茶屋も人気で、毎年必ず訪れるという方もいらっしゃるほどです。

という華やかな一面がある一方で、市民の何気ない日常が垣間見られるのもこの「城山公園」です。たとえば朝の公園では、老若男女さまざまな方が思い思いに時を過ごしています。

ジョギングや散歩を楽しまれている方、太極拳を習っているグループ、ベンチで本を呼んだり何かを書き留めたりしている方。時間帯によっては、子どもたちが元気よく遊んでいたり、学校帰りの学生さんたちが集まって談笑していたりもします。これが「城山公園」の素の表情なのですね。

桜の見頃は例年4月中旬〜下旬頃。毎年昼夜を問わずたくさんの花見客で大変な賑わいを見せる桜の名所だ (写真提供:長野市)

気持ち良く利用し続けるために

ところで、この公園を初めて訪れた方からよく聞かれるのが、「動物園って入園無料なんだね! 」という声です。それは、無料ながら動物の種類が充実していて見応えがあるという驚きと、園内の整った様子に飼育員さんの熱心さが感じられた喜びからの言葉かもしれません。

しかも、楽しい催し満載の「城山動物園まつり」をはじめとするイベントの開催日もやはり入園は無料です。今年第48回を数える動物園まつりは今月25日(日曜日)開催予定とのこと。まだ公園にも動物園にも訪れたことがないという方は、この機会に遊びに出掛けてみてください。

最後に、ロケーションの良さ・開放感ある広い敷地・駐車場やトイレ完備の利便性の高さのほかに、この「城山公園」が広く親しまれている理由を考えてみました。それは、管理人さんが丁寧に整備・管理してくださっているうえ、皆がルールを守って大切に利用しているからではないでしょうか。

これからもずっと安心して過ごせる公園であり続けられるよう、マナーを守って楽しく利用したいですね。

動物園へは、ホームページで餌あげの時間等をチェックしてから出掛けると楽しみもアップ! 動物展示のほか大小の遊具もある

<info>
長野市公園緑地課(公園管理) TEL:026-224-5054

長野市HP内
https://www.city.nagano.nagano.jp/site/toshikouen/11344.html

長野市城山動物園HP
http://www.johyama.com

(2016/09/23掲載)

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