今年はちょっと違った、夏りんごの収穫シーズン
りんごといえば秋ですが、暑い真夏に収穫期を迎える、長野生まれの元気な品種があるのを知っていますか?酸味がしっかり、果肉もしゃっきり、その名も”シナノリップ”
このりんごのネーミングは、高温の夏でも赤く口紅のように色付くことから名付けられたようです。また暑い時期に”ボケにくい”のが人気の秘訣です。何気なく都内の友人にこの言葉を使ったら、それは方言?と言われ、すっかりこの長野の”りんご用語”をものにしていることに嬉しさを感じました笑。”りんごがボケる”とは、りんごの果肉がスカスカして瑞々しさや新鮮さ固さを失って美味しく無くなっていることを意味します。長野の方は、このボケるというジャッジがかなりシビアです。東京で売っているりんごは長野の方からすると、ほぼボケています笑。移住者の中でも、ボケているりんごを食べると都会を思い出す、この柔らかい食感が懐かしい、と言ってる方もいました笑。昨今の温暖化により、リップひき忘れ、りんごが赤く色付かない傾向が出て来ています。信更町は標高550Mに畑があり、昼夜の寒暖差があるので、まだなんとかリップひいてくれています。
前回ブログでも載せましたが、7月終わりに雹が降り、傷だらけになってしまいました。南西側からの風に乗って雹が降ったため、南西側の一番端にあったシナノリップの木に実っていたものは、ほぼ全滅でした。もうすぐ収穫というところまで育っていて果肉が柔らかくなり始めていたので傷もとても大きくなってしまいました。
傷の部分を全て除去して、ジュース加工所に持って行き、ジュースにすることにしました!
傷ついた部分をいかに早く取り除けるかということで、とてもHOTなアイテムを見つけました!以前、りんごをジャムに加工する時、時短用に”りんごの芯抜き”という道具を入手しましたが…正直あまりキレイに芯は取れず″使えない道具″と葬り去られていたのですが…
お前の出番はここだったのか!完璧な仕事ぶりでした。
そのまま果汁を絞ったストレートジュース、シナノリップだけで作りました。採れたての新鮮な果実でしか作れない酸化防止剤”不”使用で、りんごをそのまま流し込んでいるような美味しさ
手間がかかった分、愛おしい!
記憶に残るジュース作りになりました。
こちらのジュースは、”ぽかぽかランド美麻”に置いていただきました。
都内からのお客さんも多いということで、信更町のりんごを知ってもらえたらなとの思いを込めて納入しました。
ぽかぽかランド美麻では、LINE限定のお得なクーポン、平日限定”入浴&お食事セット1000円”を配布していますよ!ぜひお立ち寄りください。
【戸隠の暮らし】伝統野菜の採種
次の記事がありません。