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ながのを彩る人たち

【戸隠の暮らし】戸隠古道 2025年7月1日

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初夏の訪れを感じさせるような気候のなか、戸隠古道大ウォークが6月下旬に開催され、善光寺から戸隠神社奥社までを参加者の方々と一緒に歩きました。

活動のこと

戸隠地域づくり協議会では、農地保全を目的として耕作放棄地等を活用した大豆栽培を行っており、6月初旬に播種作業をしました。

 

試験的な取組のため、手押し式の播種機を使って参加者が交代しながら播種して、その後野生動物の侵入を防ぐための電気柵を設置しました。

播種作業
電気柵設置作業

 

大型機械を使って作業の効率化を図ることも必要ですが、共同作業の良さを感じらる機会となりました。

景色の良い場所での作業風景
作業後のひととき

暮らしのこと

家の裏庭に竹藪があります。タケノコが生えてくるから採って食べるといいよと教えていただいたので、何本かは採って食べました。その後は採らずにいたら、いつの間にか3m以上の竹が何十本も生えていました。

 

タケノコを収穫することは単に食用としてだけでなく、竹林の拡大を防ぐ森林保全活動の一環なのだと身をもって知りました。

 

育ってしまった竹は、チップにしたり畑の畝に埋めたりして、有効に活用しようと思っています。

タケノコ

地域のこと

戸隠地では夏そばの花が咲く季節になりました。白くて小さい可憐な花ですが、畑一面に咲く白いそば畑の様子は、晴れた日の青空とのコントラストもあり、その風景がより魅力的に映ります。

そば畑の風景
そばの花

戸隠古道大ウォークでも、そば畑を通りましたが、イベントでは地域に残されてきた道標や仏像をたどり、寺社仏閣で参拝しながら自然の神道を歩く、歴史と文化と自然を大いに感じられるものでした。道中の雰囲気を少しでも感じて頂けるように写真を載せてみます。

出発地の善光寺本堂
飯綱神社里宮の入り口
お地蔵さんに見守られながら歩く道
戸隠展望苑の風景(そばの花が咲く前)
宝光社の宿坊・旅館からの差し入れ
毎年咲き変わる花と古くから鎮座する石仏

戸隠神社中社では、「夏越の大祓」が1年の折返しとなる6月末日に行われます。参加者は半年分の穢れを落とし、残りの半年の無病息災を祈願されていました。

 

一般的には、「茅の輪(ちのわ)くぐり」で茅(かや)という植物を使いますが、戸隠神社では地元の笹を使った「笹の輪くぐり」です。

 

「さ」は神々を表す神聖な言葉、「笹」は殺菌作用もあるので、よいのかと思います。

笹の輪くぐり

7月中旬には戸隠自然植物園の自然観察会でヒメボタル観察会があるそうなので、行ってみようかと思います。

https://togakushi1904.sakura.ne.jp/index.html

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