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ながのを彩る人たち

りんごの木と2回目の冬 2025年3月10日

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ご無沙汰しています。信更地区担当の梅野です。 寒波襲来の中、二回目の剪定の時期が来ました! 未だ信更町の寒さに慣れていないので、指先、つま先の霜焼けに泣かされながらも、毎日剪定作業を続けています。 でも、すべてが白くなるこの季節には、魅力を感じています。

2回目の剪定

午前中は脚立が凍っていることもあるので、ケガ防止の為に脚立を使わず下の枝を剪定。
午後、少し気温が上がってきたら、脚立を使って上の枝の剪定をしています。そんな段取りもできるようになってきた2回目の冬です。

去年、初めてやった時には、必要な枝を切ってしまったらもう後戻りできないので、おっかなびっくりでした。おかげで一向に作業が進まず、時間ばかりが過ぎていました。
その反省点を活かし、今年の剪定では、思い切って枝を切り落としていたところ、研修先の師匠から、なんでココ切っちゃったのっ!?と。
どうやら今年は切りすぎたようです。
この感じだと…3回目の剪定で軌道に乗っていくのかな(笑)

剪定しながら、枝を誘引していくのを教わっています。

大家族になりました!

年末に届いたりんごの苗を、仮植から正式に植える作業をなんとか終わらせることができました。

4月に入ってしまうと気温が上がってきて、苗の根っこが仮植の状態で活動し始めてしまうので、その前に終える必要がありました。
植えた苗に防寒用でワラを巻きつけます。これもまた時間のかかる作業…タイムリミットは日の入りまで。
夜になると気温が下がり苗が凍ってしまうためです。
日の入りまでの時間を逆算して、列ごとに苗植えを終わらせ、最後にワラを巻きつけて一連の作業終了です。
常に太陽の位置を気にしながらの作業でした。

 

200本のりんごの木たち かわいい我が子です!

2年目の腐らん病治療

昨年、うちの圃場では腐らん病の治療として、その箇所にベト(泥)を塗り、ビニールを巻いて空気を遮断する方法でやりましたが…病気の部分に広がりが見えるところもあり。。。

先月飯綱で行われ参加してきた、飯綱りんごフォーラムでは、腐らん病の箇所を削り取る方法が推奨されていました。”泥巻き”よりも”削り取り”の方が再発の確率が大幅に減ったという結果が出たそうで、今年は、その箇所を削り取る方法でやってみることにしました。
こちらの方が時間がかからず楽ですが…治療の効果は来年のお楽しみです。

患部を削り取っていきます。感染るのでナイフや手袋はこの作業専用に。
残らず削り取ったら、トップジンを塗り傷口に蓋をしました。

会える場所

チコレナファーム

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