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ながのを彩る人たち

信里生活四か月目(篠ノ井信里地区 那須野) 2024年4月23日

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こんにちは! 篠ノ井信里地区の那須野です。 信里での生活も4か月目。 3月のブログでは「あっという間の一か月でした~」なんて書いていましたが、 4月はさらに時間が経つのが早い。 このブログも、いつもなら1週間くらいかけて思い出しながら書いているのですが、 今月に関しては、「ブログ期限そろそろ一週間前かな~」なんて思って確認してみたら現時点で締め切りまであと2日しかない!? 今慌てて書いているところです(・・;) このまま1年もあっという間に過ぎてしまうのでしょうか。。。

信里生活四か月目(篠ノ井信里地区 那須野)

こんにちは!

篠ノ井信里地区の那須野です。

 

信里での生活も4か月目。

3月のブログでは「あっという間の一か月でした~」なんて書いていましたが、

4月はさらに時間が経つのが早い

 

このブログも、いつもなら1週間くらいかけて思い出しながら書いているのですが、

今月に関しては、「ブログ期限そろそろ一週間前かな~」なんて思って確認してみたら現時点で締め切りまであと2日しかない!?

 

今慌てて書いているところです(・・;)

 

このまま1年もあっという間に過ぎてしまうのでしょうか。。。

4月頭の七二会圃場のベンチでお弁当。空気が澄んでいて、写真以上にアルプスの山々がよく見えました。

 

・ぶどう畑やワイナリーでのこと

ワイナリー前のこと

4月の有旅ワイナリー関係のお仕事は、主に『5月10日の竣工式にむけての準備』がメインのお仕事です。

 

 

ワイナリーの庭に花を植えるためにガーデニング講習を受けたり、花やぶどうを植える部分を耕したり。

ぶどうの柱にする木を山から伐採してきたり、木の皮を剥いたり、廃材で鉢カバーを作ったり。

こちらの写真はワイナリーの前に杭を立ててぶどうを植え、ゆくゆくはその下草としてハーブや花を植える予定なのですが、

粘土質な土は乾燥すると非常に硬く、ガチガチに固まっていたため、改めて耕しているところです。

 

そしてこちらが、伐採してきた杉の木を社長が一本一本丁寧に皮をはいでいるところ。

まだ乾いていないからよく剥けるのだとおっしゃっていました。

 

売り物かっていうくらい丁寧に剥く姿をみて、

この社長が作る作品は丁寧で綺麗なものができるのだろうなと簡単に想像ができます。

改めて来夏にリリースされるであろうワインがとても楽しみです!

社長が皮をむいた杭を、副社長が地面に埋まる部分にクレオソート(防腐剤)を塗った杭です。

 

平行作業で、杭を打つ場所の測量をし、立てる位置を決めます。

 

ここで意外と役に立ったのが中学生レベルの数学。

直角を出すために『三平方の定理』を使って計算したり。

皆様は覚えていますか?『1:1:√2』を・・・

そして、ワイナリー取締役の方々が作った杭を、私が耕した場所に立てた写真がこちらです!!

圃場で栽培しているぶどう畑の杭は、単管パイプで作成しているのですが、

やはりワイナリー前は自然な景観を大切にしたい意向から木の杭を打っています。

 

このあと、ぶどうを植えてワイヤーを張るのですが、それはまたの話で。

 

有旅圃場でのこと

つづいて、今年また広げる圃場についての作業です。

昨年植えたところは既に杭も立っていてワイヤーも張ってあるのですが、

 

今年広げる圃場に関しては、全てが平坦になっていてすぐに使える、というわけではなく

畑の真ん中に土手(石垣)があったりと色々大変です。

重機で土手を崩してもらいながら、そこから出てくる石(岩)を大きく掘った穴に埋めて平坦に。

昔に、あえて石垣のように積んでいたのか大きな岩がゴロゴロと。。。

そして平坦になった畑に、今度は杭を打つために、計測しながら割りばしやいぼ竹で杭を打つ位置を仮決めする。

杭を打つ位置が決まったら、全て人力で、地面に単管パイプを打ち込んでいく。

 

一人が地面と柱の垂直を保ちながら、

もう一人は単管パイプの上に金属の道具をかぶせて、それを下にひたすら打ち付ける。

 

三人で交代しながら。

写真は、有旅ワイナリー取締役のお二方ですが、杭を打つのがまた体力が必要で。

 

私は手袋が合わなかった事もあり前半戦で手のひらの皮がむけてしまい(言い訳)戦力になりませんでした。

3人の中で私が一番若いはずなのに、私が一番打ち込んでいない気が・・

この記事を書いている現在は負傷(?笑)から3日目。

既にほぼ治ってきましたが、この歳になって野球少年の気分を味わえた気分でした。。

 

この後2日くらい体中がバキバキの筋肉痛で・・。

 

・千曲川ワインアカデミー

4月になって始めたことと言えば、東御市にある千曲川ワインアカデミーというワインの学校に通い始めました

年間で30日、ぶどうの栽培からワイン醸造、テイスティング、そしてワイナリー経営まで。

ワイン造りに関するありとあらゆる分野を広く学べる場所です。

4月21日の授業は、ワインを構成する物質のお話でした。

その3コマ目で、ワインの味の

  • 甘味
  • 酸味
  • 苦み
  • 渋み

の成分を溶かした水溶液をなめて比較するという授業をやったのですが、比較してもなかなかわからない。

ワインを構成する成分の中に、

糖(甘味)は、グルコース、スクロース、フルクトースとあって、

酸(酸味)は酒石酸、乳酸、クエン酸・・・・

 

とりあえず、酢酸の味は不快ということは一瞬でわかりましたが、あとはなかなか。

精進します。。。

 

・小学生定植会

4月22日、有旅ワイナリーの庭に、信里小学校の児童のみんなにぶどうの苗を植えてもらいました。

今は個人情報もあって、お子様たちの写真は載せられないのですが、

全校生徒30名弱、みんな楽しそうに苗を植えていましたよ!

 

支柱に絵も描いてもらい、先生には記念の文字も書いていただきました。

今回植えてくれた小学生たちが大きくなって、早く自分で植えたぶどうのワインが飲めるといいね!

こどもたちにたくさん絵を描いてもらったので、近くに来た際は是非みてみてください。

ぶどうの苗がまだ葉が出ていないのでわかりにくいですが、

水やりをして土が黒くなっている場所にぶどう苗が綺麗に植わっています。

 

・我が家の畑

先月末に雑草に火をつけて燃やした我が家の畑もいよいよ耕運機を入れて耕しました

その前に、畑の端っこのほうに常にぬかるんでいる場所があったのですが、少し掘ってみたら水が湧いてきた(・・;)

元をたどって掘り進めていくと塩ビパイプがでてきました。

用水路から塩ビパイプで水が引かれていて、畑の下を通っていたようで、

そのパイプの接続部分が割れていて、水漏れが起こっていたようです。

 

ホームセンターで部材を買ってきて、修復し、無事に水漏れも直りました!

畑のトラブルも解決したところで、いよいよ本題の耕運です。

 

まずは大きく耕して、

石灰を撒き、

このあとももう一度耕した後、

いつも本当にお世話になっている同じ地区の方に、さらに細かく耕せる機械で耕していただき、

その後、土を寄せて畝を作って、ようやく畑らしくなりました!

今はブロッコリーとカリフラワーが植わっています。

次の休みに、マルチに穴開けてレタスを植えて、

畑の奥の方にはジャガイモを植える計画を立ててはいるのですが、やりたいことが多すぎます!

 

・その他信里ライフ

キノコ

コメリ(ホームセンター)で半額だったので、キノコ菌(アラゲキクラゲ)植えました。

原木は七二会の圃場のまわりに生えていたクルミの木(って聞いた気がする・・)を切ってもらい。

 

キクラゲは難しいそうなのですが、うちにはシイタケが苦手な人がいるので。

時期が遅いのでちゃんとなるか期待はできませんが、なるといいな!

畑の真ん中で、大量の庭の枯草や枯れ枝を燃やして灰を作りました。

ジャガイモを植える際に、大きいものは切って植えるのですが、その切り口が腐らないように塗ったり、

タケノコやワラビなどの山菜を茹でるアク取りに使ったり。

これから重宝しそうです。

みょうが

実家からの連絡で、今年はみょうがを植えましたーなんてきたので、私もマネして植えてみました。

しっかり藁で保湿もしてみたので、ちゃんと出てくれるといいのですが・・・。

 

手前と左側の緑の草は福寿草です。4月前半は綺麗に咲いていたんですよー

はい、そんな感じでいつも長々とすみません

1か月の出来事なので、書くことはたくさんあるのですが、まとめる能力がなくいつも長くなってしまいます。

 

あ、先日お隣さんから山菜のコゴミをいただきました!

茹でてマヨネーズをかけるという定番の食べ方でいただきました。

とっても美味しかったです!

 

そんなこんなで、今日も信里の暮らしを満喫しています。

自然豊かで、いいところですよ♪

是非景色を楽しみに遊びに来てみてください。

 

それではまた来月!

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