ブルーベリーの最盛期とりんごの雹被害
ご無沙汰しています。信更地区梅野です。 今年は7月に雨が少なく、ブルーベリーにとっては嬉しく甘さがしっかり入って豊作でした。 しかし、雨がもう少し欲しいりんごには、やっと降ってきた雨におまけの雹まで。。。 2年目にして早くも、雹被害を経験することになりました。
どこのブルーベリー農家さんもお天気周りに恵まれ、味も収量も去年を超えていたようです。信更町 涌池で無農薬栽培をされていた農家さんが引退されて畑を引き継ぎました。
今年は、畑でつまみ食いをしながら収穫体験をしてもらい、量り売りをしました。細々とやっているインスタグラムですが募集をして来てくださった方がいました!
ブルーベリーってこんな風になっているの!?
木によって味が違う!?
宝石のように一つ一つ集めている子
小さな子は昆虫を追いかけるのに夢中だったり
気持ちの良い景色、自然を感じながら
つまんで食べる”美味しい”を経験してもらえる、とても自分としても嬉しい機会になりました。
暑い中、中山間地域まで足を運んでくださった皆様に感謝です。
今月下旬、自分で管理している圃場のある地区で、7~8年ぶりにサイコロくらいの雹が降りました。
雹が降ったのは時間にすると10分くらいですが、それでもかなりの数のりんごに傷が入りました。
時期的に、仕上げ摘果を終わらせている頃なので‥その枝の中で、大きさや形の良いりんごのみ残されているところに雹被害。既に仕上げ摘果を終らせている農家の方達は、一様に肩を落としていました。
私はたまたま、期日内に仕上げ摘果を終わらせていなかったので、未だ木には沢山の実がついている為、雹で傷のついたモノから落としていけば良く、比較的楽に仕上げ摘果を進められています。
とはいえ、この時期まで木に沢山の実をつけていると、それだけ栄養が分散してしまい、りんご一つ一つが小さくなってしまうというリスクがあります。
‥‥とはいえ、小さいりんごの方が場所によっては人気があり売れるという‥
とにかく、自然が相手のこの仕事、きっちり期日や予定通りに作業をこなす事は大前提ですが、たまには、だいたいでやってもいいのかな、なんて事を思いました。
前回のブログでも書きましたが、篠ノ井塩崎で雹被害にあった農家さんの状況を見せてもらい、それに対応していた姿を見ていたので、思った以上に狼狽えず、心構えができていたのが有り難かったとも感じました。
また、普通樹(昔ながらの仕立て方)は葉の量が多く覆い被さっているので雹から守られたりんごも多く作業しづらいと敬遠されていましたが、昨今の異常気象を考えると見直されそうです。
陽が沈みそうなくらいのかろうじて明るい時間帯に、圃場で脚立に上って作業していたら、10メートルくらい先で黒い毛の塊が動くのが視界の隅の方に入った。
最近は、圃場から車で五分くらいのところでもクマの目撃情報があるし、クマは朝と夕方に活動するという話をよく聞くので、まさか!?と焦った。全国的にもクマの目撃や被害が増えてるし…。
脚立を降りて、恐る恐るその黒い毛の塊の全体が見える位置に移動した。
‥なんてことはない、タヌキだった。
けど、普段よく見ているタヌキの倍くらいある大きめのタヌキだ。
隣の圃場では野良猫を何匹か飼っていて、毎日何回か餌をあげているが、他の動物が餌を横取りしちゃっているようで‥猫達がしっかり食べられていなくて困る、といった話を聞いた事があるが‥‥こいつが犯人なのでは?だって、ちゃんと栄養のある良いもの食べてそうな体格だし(笑)