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わくわく・共感できる長野の元気情報を配信します!

ナガラボはながのシティプロモーションの一環です

No.73

ナガラボキャンプ

ナガラボ編集部のマイフェイバリット

旅人に教えたい長野自慢はありますか?

文・写真 小林 やばこ・金 洋秀

「今日から1週間長野に滞在するんですけど、善光寺以外のオススメ教えてくれませんか?」

もしもあなたがタクシーの運転手で旅人にそう尋ねられたとしたら、何と答えますか?
 
「そういうことならね、○○○○○」とすぐ答えられたら言うことなし。合格です。でも「うーん、そうだなぁ…」と詰まる人もいるのではないでしょうか。


じゃあ、どう答えを見つければ・・・というあなたへ。その考え方を身につけられる場所があったんです。それがナガラボキャンプ。

ナガラボキャンプは、長野にゆかりのある人が集まって対話し、長野市をもっと面白がるイベント。午前に2つのトークセッションと1つのプレゼンテーション、午後にワークショップを通して、長野市のつくりたい未来や魅力発掘・発信をするキッカケづくりの場として開催されました。

それぞれの職種や暮らしの中で編集者の視点を磨いていく

最初のトークセッションは、ナガラボの今までとこれからについて。
 
まずこの一年ナガラボで大切にしてきたこと。それは「長野市のみんなが楽しんでいるもの」を発信することだったとナガラボ編集長 指出さんは言います

すでに綺麗にまとまっている情報ではなく、今暮らしている人が何に面白がっているかを発信すること。それが「横道」や「本と、長野がつくる場所」といった特集につながっているそう。
 
実際に取材をしたライターのナカノさんは、雑談の延長上で話を聞くことを意識していると教えてくれました。こういう想いを知ると、あの特集がまた面白く読めますよね。

そして、これからナガラボでやってみたいことは?と聞かれると、
 
地元編集塾 大日方さん「自分たちが楽しく暮らすための研究所企画をやってみたい」

長野市企画政策部 宮坂さん「市民の方と一緒に魅力を見つけて、発信していきたい」

と二人は同じ方向を目指していました。
 
そして指出さんも、
 
「ここにいる皆さんがそれぞれの職種や暮らしの中で編集者の視点を磨いていく。そしてローカルの編集者が日本で一番多いのは長野市だと言えるようなプロモーションがいいのでは。」
 
と後押しします。
 
参加者の方々の真剣な眼差しを見ると、しっかりとその想いは届いたようです。

旅人とローカルの人との間に立ちたい

次に行われたのは1166backpackersの飯室織絵さんによるプレゼンテーション。
1166backpackers公式ホームページ(外部リンク)
 
ゲストハウスを始めるまでの経緯やどんな気持ちで運営しているのかを教えてくれました。

その中で、注目が特に集まったのは「旅人とローカルの人の間に立ちたい」という話。
 
旅人は泊まる理由として、
 
・ローカルを感じる旅をしたい
・ガイドブックに載っている情報では物足りない
・旅先での出会いに期待したい
・移住に関する情報が欲しい
・門前で商売したい
・異文化交流したい
 
ということを望んでいる方が多く、それに対して地元の人からは、
 
・泊まらないのに行けるんだ
・旅人と喋りたい
・英語を使いたい
・イベントをできる場所を探している
 
という声が多いそう。

つまり、旅人はローカルに片足を突っ込んでみたい。ローカルの人は旅人がくることで街が賑やかになると思っている。
 
飯室さんはその2者の間に立ち、人と人をつなげることを大切にしています。もともと編集者であり、情報が交流する場所に興味があった背景を、ゲストハウスという場所を通して実現しているのですね。
 
そして、旅人・ローカル・そこに働くスタッフという3つのバランスを上手く保ちながら継続していくことに意味があると考えているそう。
 
誰からも愛されるゲストハウスの理由を感じることができた。そんなプレゼンテーションでした。

安いからゲストハウスに泊まる訳じゃない

午前中最後のトークセッションは、指出さんと飯室さんによる「長野の内外の人と「ご縁」をつくるポイント」がテーマ。
 
話の中で、指出さんは関係人口というキーワードを出します。

関係人口とは、移住や定住はしないけれど、お気に入りのローカルに週末ごとに通ってくれたり、頻繁に通わなくても何らかの形で応援してくれるような人。
 
この人たちをどう増やすかが命題となる中で、指出さんはこう分析します。
 
往復で4~5万円もかけて地方のゲストハウスに行っている若者がなぜいるのか。そこに行かないと紡げない関係がそこで生まれているから。
 
この話を通じて飯室さんも自身の取り組みを再認識。

お客さんと接する時に大事にしているのが、想像力と観察力。なぜ長野に来たのか、なぜうちに泊まりに来たのか。それを汲み取って、街や滞在の仕方を案内しているそう。
 
それを聞いて、まさに関係案内所の見本であると指出さんは答えます。
 
時代は、観光案内から関係案内へ。関係人口と呼ばれる街思いな人たちが長野との関係を紡ぎたくなる「関わりしろのある街」であることがこれからの鍵となる。
 
ながのシティプロモーションのキーワードであるご縁に段々と近づいて行く、そんなセッションでした。
 
 
お昼を挟み、午後は野村さんのファシリテーションのもと、「ご縁」を題材としたワークショップを実施。

まずは、ご縁の価値についてアイデアを話し合う皆さん。
「えーなんだろうなー」と言いながらも、話す話す。ご縁の価値が書かれたポストイットで紙がどんどん埋まっていきます。

次はユニークなご縁を生むアイデアを考える時間。高校生から大人まで様々な年代やポジションの方が入り混じることで、自分にはない価値観に触れられたよう。「もっと若いうちからそういう考え方を持てばよかった」なんて声も上がっていました。

そうして発表の時間。

たった2時間のワークショップでこれだけのご縁に関するアイデアが生まれました。すごい!

こうして、5時間にもわたるナガラボキャンプは終わりを迎えたのでした。
 
終わってもなかなか帰ろうとしない皆さん。新たな仲間がここでできたんだよ、と言わんばかりの雰囲気。充実した時間を過ごせたようですね。お疲れ様でした!

そして、最後にもう一度。
ナガラボキャンプに出たあなたなら、もう答えられるはず。
 
今日から1週間長野に滞在するんですけど、善光寺以外のオススメ教えてくれませんか?

(2018/03/23掲載)

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