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No.12

一之鳥居苑地

Café チェンバロ 神倉恵子さんのマイ・フェイバリット

戸隠神社奥社へと続く戸隠古道の玄関口

文・写真 みやがわゆき

結界のシンボル

標高1,917メートルの飯縄山の裾野を走る県道506号線は、「戸隠バードライン」として、人々に親しまれている爽快ルートです。その中間にあるのが、一之鳥居苑地。飯縄山登山者用の広々とした駐車場が整備され、春にはレンゲツツジが咲き揃う美しい広場です。

「一之鳥居」と聞いて、飯綱神社の?と勘違いする人もいるかと思いますが、正解は戸隠神社の神域の結界を表す鳥居。江戸時代の寛政年間(1789〜1801)に大規模な石の鳥居が造られました。

かつて「飯綱原」と呼ばれたこの土地には、現在のような大きな樹木はなく、鳥居の正面に戸隠連峰を望むことができたと伝えられています。その後、弘化4年(1847)の大地震で石の鳥居は倒壊。しかし、その一部は170年の時を経てなお、風化することなく地面に横たわり、往時の鳥居の大きさと、戸隠信仰の歴史を今に伝えています。

一之鳥居跡。明治になって再建された木造の鳥居も、老朽化のために昭和初期に撤去されたまま。

「戸隠古道」入門編

グリーンシーズンには定期的に草刈りが施されている一之鳥居苑地。駐車場にはトイレもあるので、ファミリーでスポーツやピクニックをするのにも快適な場所です。

そして、この地から始まる「戸隠古道」を歩くのもまたよいもの。戸隠神社五社(宝光社・火之神子社・中社・奥社・九頭龍社)参拝のための「古道」は、近年地元の人たちの手で遊歩道として整備され、定期的な刈り払いや、道標が設置されています。特に、この一之鳥居跡から大久保の茶屋(そば屋)までの800mほどの道のりは、ほとんど高低差がないので、初心者でも楽に歩くことができます。木漏れ日を浴びながらの散策は、リフレッシュ効果も抜群!ただし、生物多様性に富んだ自然道ですので、虫除けや熊鈴などの装備はお忘れなく。

一之鳥居跡付近。樹間を抜ける道はまるで「緑のトンネル」のよう。

小さな石の大きな役割

一之鳥居苑地を起点とする戸隠古道を歩く際に、予備知識として知っておきたいのが「丁石(ちょういし)」の存在です。参拝へ向かう人の道しるべとなるよう、1丁(約110m)ごとに石が建てられています。もともとは、江戸時代に建立されたと思われますが、欠けたり、雪の重みで埋まってしまったり、持ち去られたりと、古いものはほとんど姿を消し、多くは比較的新しく設置されたものです。

一之鳥居から宝光社までは43丁(4.7km)、中社までは53丁(5.8km)あり、中社から奥社までは36丁(4km)の道のりがあります。その昔、参拝者を奮い立たせ、五社へと導いた丁石。それらを探しながら歩くのも、戸隠古道歩きの楽しみのひとつです。

一之鳥居跡からほど近い「三丁」の丁石。

(2016/06/15掲載)

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